珍しくキャッチー な題にしてみました。
【my珈琲抽出法2022】もまだupしていませんが
(最近淹れ方変えたので検証時間が必要なので)
そちらはもう暫くお待ちください。
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さて【タダでいつもより美味しく淹れる方法】ですが、要は如何に雑味を取り除くか、です。コーヒーを美味しく淹れる大原則は〈質の良い蒸らし〉〈雑味の排除、抑制〉〈湯温で味/香りを調整〉〈手早い抽出〉だと思います。蒸らしは今回はおいといて、雑味の排除、抑制に主眼を置いていつもより美味しく淹れるコツを、、、
①〈ハンドピック〉
ゼロ円法において一番効果高く、近年更に重要性が増しているのはこれだと思います。ハンドピックとは、要するに良くない豆を除ける事。
まずコーヒー豆は、いい豆しか入っていないと思ったら大間違い。一応メーカー/店側でもハンドピックしていますが、近年の値上がりでどこのお店も豆のかさ増し目的もあってかハンドピック基準がかなりあまくなっていて、駄目豆混入率が高い。〈割れ豆〉〈焙煎不足豆〉〈焼け過ぎ豆〉〈欠け豆〉〈色が極端に違う豆〉〈極端に大きさが違う豆〉〈なんか気になる豆〉これらを取り除くだけで、かなり雑味が減ります。
昔、取り除いた駄目豆のみで珈琲を抽出した事もありますが明らかに雑味過多、全部飲めませんでした。結果的にハンドピックは効果絶大です。自分のお気に入りの店の豆も、以前は完璧だったハンドピックが最近ちょっと気になる豆が混入するようになりました。ましてメーカー店の豆は相当の駄目豆が混ざっています。量り売りなので原価上昇のしわ寄せがハンドピックの甘さに繋がってしまっています。ある程度は仕方ないですね。
やり方ですが、飲む分の豆を挽く前にお椀にあけて、割れ豆や気になる豆を取り除きます。馴れれば一分以内に収まります。それだけで雑味は格段に減り、大した労力をかけずに(タダで)美味しいコーヒーになります。加えて昔はチャフを吹き飛ばしたりしましたがそれは面倒になりやめました。吹き飛ばすと周りが結構汚れるんですよね(笑)。
②〈湯温管理〉
珈琲は湯温が低い程香り重視、高い程苦味/コク重視になります。そして湯温が高い程雑味を抑えやすいので、自分は抽出途中にポットに熱い湯を足して(大体3~4湯目から)湯温を上げています。最近はこのやり方で安定して抽出出来るようになりました。
③〈時間管理、手早い抽出〉
抽出時間が長い程雑味が出て来るので早めに抽出を切り上げる事、湯通りの良いドリップを使う事が重要です。勿論豆の挽き具合も大事で、細か過ぎると落ちるのに時間かかります。荒すぎると蒸らしがあまくなりコーヒー成分が充分出きらなかったりする場合もあるので、豆に合わせて挽きを微調整する必要があります。
~という訳で〈湯温〉〈時間〉〈ハンドピック〉ここを押さえるだけで必ずいつもより美味しくなります。
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流石にもう復調認定してもいいでしょう!
仕事先で「大谷サン、ソロHR打ちましたよ!」と誠也ファンに教えて貰い
帰宅後YouTubeで確認したら「あれ、満塁HRやん!?」
、、と思ったら何と2本打っていた!!!
数日前から打球が左方向に上がりだし、チームも逆転サヨナラ勝ちしたり
良い流れが来ていて何と同地区首位!!
アストロズを抑えての単独首位は立派です
今年の大谷サンはピッチングがメジャー来てから一番良いのに較べ
打撃はイマイチで「去年のHRダービーからずっと良くない」と言われていて
(まぁ今年は最初から警戒されているし、去年の6月が異常な確変だったし)と
何となく自分に言い聞かせていました、がもう大丈夫!
しかも満塁HRは初だそうです!
今年のエンゼルスは〈なおエ〉が圧倒的に減ったので喜怒哀楽が動かされ
躰が正直ついていかない、、、
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昨年から今年にかけてmy celloのフィッティング変更
その他の経過報告を記録しておきます。
いつにない量の変更でした。
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【テールピースを欧州ツゲ→BRW材に/限りなく◎寄りの○】
現代ではBRW(ブラジリアンローズ/ハカランダ)材を使ったローズウッドのテールピースは、ワシントン条約の関係で存在しません(輸入不可)。過去試した(恐らくホンジュラスローズウッドの)テールピースはとてもvc.らしいねいろで良かったものの、レスポンス感でフェルナンブコやツゲには及ばず。低弦の発音が重いmy celloへの採用は非現実的でした。my celloは板がことさら肉厚なのでレスポンスをフィッティングで補う必要性が高い楽器なのです。BRWのタップトーンの速さはローズ中別格なので、一縷の望みを託して今回特注した訳ですが、、
漸く夢が実現したBRW材のテールピースは、、、果たしてレスポンス感は及第点(流石にツゲより速くはなかった)ねいろは今まで経験したローズウッドのイメージと較べて明るかったですが〈音に飴色要素がある明るさ〉で、非常に気に入りました。特に子音/vib.の伸びにオンリーワンさがあり、味のある〈旧い音〉のような要素が引き出しやすくなりました。子音の癖はBRW顎あてと共通する質感。
今回は「板目」と「追柾目」材で作ってもらったので、真正の柾目材で追試します。柾目のローズは、まず間違いがないので。
ざっくり括ると板目の方が僅かにねいろ系、柾目が僅かに音跳び系の傾向になります。当然、材自体の質の方が遥かに重要。ツゲは直径が細く曲がりも多いので柾目/板目が同居する事も結構あります。
(板目のフローラか、追柾目のビアンカか、、)
【エンドピンソケットをBRWに替えた△→ツゲ○】
ソケットもBRWで作成して貰い、テールピースとほぼ同時期に導入したのですがこれが若干の誤算。楽器の全体的なレスポンス感が落ちてしまいました。もともとローズなら移行は問題なかった筈ですがツゲのソケットだったのでレスポンス感の差が顕著、、
どうやら根本的にmycelloにはローズは合っていないようです(BRWテールピースはまぐれで大丈夫でしたが、、)。それでもBRWソケットは暫く我慢して使っていましたが、半月前位に(別の)ツゲのソケットに替えたら懸念が秒で解決、、、ソケットに関してはツゲで確定/固定させる事にしました。フィッティングは全部木を揃えたくなるのが心情的にありますが、背に腹はかえられず、、現在はスペシャル材を調達し、それでソケットを作るつもりです。
【ナット/サドルを青黒檀に替えた/◎】
一連の変更で最初に替えて好印象だったのがこれ。(もうテールピース替えなくていいじゃん)と思える程、効果がありました。ただ青黒檀は本来トーンウッドではなく(キメ細かさは黒檀界では世界一だと思いますが)かなり響かない系統の黒檀なので、次回替える事があればマダガスカル黒檀を使ってみようかと思います。だいぶ先の話になりますが、、、
【ペグはフェルナンブコのまま/◎】
BRWのペグも作って頂いたのですが、上記の経験から変更を踏みとどまりました。現在使っている良質のフェルナンブコペグはレスポンスとワイド感/ねいろが両立しているので(音の芯はツゲ/ローズ比では少し中庸になるイメージ)馴れると替えにくいですね、、新作楽器が元々ローズウッドなのでこれをBRWにバージョンアップします。
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フィッティングパーツに万能はなく、基本的には〈楽器の弱点を補う〉〈長所を層倍化する〉ように適材適所に材質を選んで採用します。中でもツゲとフェルナンブコはレスポンス感が速く、馴れるとなかなか離れられません。
BRW材は自分の抱いていたローズウッド像より少し明るく、また当たり前ですが個体差も少なくありませんでしたが、長年温めてきた狙いは正しかったです。反面、何でもBRWにすればいい訳でもなく、、万能な材はないという事も改めて学びました。
また改めて重要に感じたのは〈一度に一カ所だけ変更する事〉。二カ所以上替えてしまうと良し悪しがどちらの影響か判らなくなります。特に良くなかった際に非常に迷いが出ます。面倒でも重要な鉄則です。
余った材でvn.やva.のパーツも作って貰いましたが、中でもピン(vc.で言うエンドピン)の音変化が絶大で、、正直変化の仕方に唖然としました。(人にも依りますが)良材での音変化は、ある意味顎あての比ではありません。大袈裟でなくGD球とWE球級の変化です。(楽器の音とはなんだろう?)と思ったと共に(振動を直に纏めて受ける箇所なので当たり前か、、)とも。それにしても、、な違いでした。
他にも松脂の配合を変えたりして、色々微細な変更を試しています。アジャスターも現行タイプも試したいし、、それでも変更の骨子は見えてきましたね。今まであまり感じられなかった年代相応の旧い音の片鱗が漸く顔を出してきたので、方向性は合っているようです。
~という訳で後はソケットが完成したら一連のフィッティング変更はひと段落となります。数年前と比べたら月とすっぽん。自分の出した音にそれなりに満足出来る、要求に音がついてくるというのは、、、素晴らしいものですね。
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いやもう、内容が、、、
大谷サンもまだ調整中な感じ(あれ、昨日投げてたような、、笑)
3戦目はトミージョン明けのバーランダーと対決
そしてエンゼルスの先発は新戦力シンダーガード
勝敗はともかく、今シーズンを占う一戦でしょう
とりあえず打線、組み替えてくれないかな、、、
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