人気ブログランキング |

長所を伸ばす。

昨日はSPのをセッティングしていて、大変面白かったでした。ヒノ製TQWT箱(405-8H)なんですが、最初はその雰囲気のよさに感動しているだけだったのですが、試しにチェロをかけてみると驚く程良くない(笑)。そこで色々セッティングを試してみたらフルレンジの面白さ、反応のよさに感心しました。特に角度(内振りの量)に対し、文字通りミリ単位で鳴り方が変化します。(これは簡単に決まらないぞ)という雰囲気です。ただSV-91Bとは相性が良いです。思った以上です。でも300B系より他に合う球がありそうだな、と予感しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アルテックは、クラシックを聴くために手に入れたわけではないのですが、セッテイングを決める上でクラシックをかける事が自分のやり方。慣れているという事もありますが、他ジャンルの録音は鳴り方がイマイチ想像がつかない…というのもあります。
というのも、ライブ録音はわかりませんがスタジオ録音(特に最近の)音源の場合、楽器ごとに部屋を分かれて録音する事もあるからです。例えばドラムはA室、ボーカルはB室、といった具合です。そしてプレイヤーはイヤホンで音を聴いて合わせるわけです。あくまで想像ですが結構多いと思います。弦楽器でもごくたまにあります。所謂「ストリングス」扱いの時です。よく考えるとカラオケバージョン等はそうやって楽器(チャンネル)毎に録らないと絶対にボーカル抜きなんてあり得ません。まさか「カラオケ状態」で演奏している訳はないと思います。

これでは、それぞれの音は上手く録れると思いますが、どの位置で誰が演奏しているというのは擬似的に造りだしている、と思ってしまうんです。なのでセッテイングは想像のつくクラシックが自分には合っています。勿論クラシックでもよく吟味しないといけません。マイク1本撮りは今時少ないと思いますが、部屋(ホール)は一つなので録音からの距離感は掴みやすいです。そもそもマイクも、なるべく音を出している間近で撮るか、少し離して空間、間接音も含めてとるかでまるで変わるでしょう。録音の段階でこれだけ主観、考えの相違が入っています。原音、リアルってなんでしょうね。
なのでオーディオ機器には却って主観があってしかるべきかな、と自分は思っています。無色透明、録音に忠実云々…はあまり意味がないかな、と。毎回同じスタジオ、エンジニア、同じ条件で録音するなら癖のない機器でも良いかもしれませんが、そんなことはありえない。では、生演奏じゃないなら、ある程度の実体感があり、且つ長時間心地よく聴ける機器がベスト(ここが大事)。それが自分にとってのTANNOY,今興味があるALTEC、そして真空管アンプです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近セッティングで心がけている事は「長所を自覚し伸ばす事を最大の目的」にする事です。ネガティブ面を潰すのも大事ですが、こちらが主になると音に特長が無くなるし、結果懸念だけが残り、買い替え地獄がやってきます。なにより「長所が平凡に成り下がる」事ほどストレスはありません。長所をよく理解して最大限伸ばす事で短所をカバーする事が、結果的に最大のネガ潰しになります。これは楽器のセッテイングから学びました。楽器も万能はありません。一流の楽器程必ず相性があります。それははっきり長所、特徴があるからだと理解しています。オールマイティーと特徴が無いは紙一重。「何でもできる、とは何も出来ないと一緒」。そんな事をチェロの先生から学びました。…でも何でも出来る、弾けるにこした事はないんですが(笑)。ただ,例えば「レパートリーが限られている演奏家」は、逆に得意分野、特徴があるともいえます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
…なんて色々書きましたが、要するにaltecエンザに振り回されている、という事です(笑)。近くSV-17Kでaltecを鳴らしてみる(遂に組立てデビュー!)…という処方箋をお医者さんと相談して出しました。薬が効くのは来月半ばあたりでしょうか。
by kennoy-mini | 2009-10-22 17:31 | オーディオ雑感。 | Comments(0)

オーディオ、その他雑感記。


by kennoy-mini
プロフィールを見る
更新通知を受け取る