そういえば自室でTAOCスタンドを試した事が無かったので、まずはココからじゃないか…という訳で部屋にTAOCを持ち込みました。結果…
やはりちゃんとしたスタンドで聴く音は別格だ、という至極真っ当な結論でした。真空管交換の比ではありません。根本的な表現のレベルの違いです。また今までは、例えばチェロバスのピチカートが音程で音の広がりが違ったのですが(確かに実際は違いますが)明らかにもぐっていた音程が、スタンドに乗せただけで整いました。SP専用スタンドなのでSP周りの空間が確保されたのも大きいかもしれません。やはりスタンドは侮れない、どうやらもう一つ導入せざるを得ないようです。
ただ、問題が一つあって、TAOCの60cmでもちょっと低いのです。スタンドの底に何かサンドイッチして床を上げるか、SPの前方だけインシュレータ挟んで角度をつけるか、高さ70cm程度のスタンドを捜す…この三択を迫られる事になりました。一番ローコストなのは60cmのスタンドでSPに角度をつける事ですが、STも乗せたいので角度はあまり気がのりません。
また木製のスタンドであれば自作も視野に入るし一番安くつく…でもやっぱり固有の共振が最終的に気になりそうで、「試して失敗→買いなおし」のパターンが見え見え。
…でも今月は貧乏なので、来月以降かな(笑)。