コンサートでやる曲の一部です。
ヴィヴァルディのソナタの一部(ビルスマ先生)
https://www.youtube.com/watch?v=1GB7cAFHl9k&index=5&list=PLLXmiSwmdkhSK0DqPLY6y4SFVJ651_b1-
ボッケリーニの協奏曲(ゲリンガス先生)
https://www.youtube.com/watch?v=OeP7qA3Evrw
曲のききどころはのちほど。
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さて。ウィキで申し訳ありませんが「ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi, 1678年3月4日 - 1741年7月28日)はヴェネツィア出身のバロック後期の作曲家、ヴァイオリニスト。カトリック教会の司祭。」とあります。対して「ボッケリーニ(Luigi Rodolfo Boccherini、1743年2月19日 - 1805年5月28日)は、イタリアのルッカ生まれの作曲家、チェロ奏者。同時代のハイドン、モーツァルトに比して作曲家としては隠れた存在であるが、存命中はチェロ演奏家としても高名で、自身の演奏のためにチェロが活躍する曲を多く残した。その中でも弦楽五重奏曲ホ長調G275の第3楽章は「ボッケリーニのメヌエット」として有名である。」とあります。
こうしてみるとかなり時代差がありますね。因みに大バッハ(Johann Sebastian Bach)は 1685年3月31日 - 1750年7月28日とあります。なるほど。
ボッケリーニはチェリストだけあって効果的なパッセージが多く、うまい具合に技巧的に聞こえます。割と「魅せる曲」といった趣であまり無理がありません。メロディラインもつつがなく進む印象。
ヴィヴァルディは一見簡単そうにみえてとても深さ、難しさがあります。なるほどバッハとなにか共通する深さです。神に捧げる音楽(ヴィヴァルディ)と自分のための音楽(ボッケリーニ)の差を感じる気もします。ドイツ、オーストリアの作曲家に比べ色彩感が強く、フレーズもイレギュラーが多い。「芸を楽しむボッケリーニ、響きを楽しむヴィヴァルディ」といった感じでしょうか。
もう一点、この時代の流儀として「同じ事が出てきたら変えて表現する」といった解釈があります。自分もなるべく今回は表現を変えようと思っています。