リフレッシュした愛器は・・・1ヶ月経ちましたがまだまだ解れず・・・
気晴らしがてら・・・少々パーツ変更しました
まずペグを。オリジナルペグがもう寿命だったので・・・
迷った末、フェルナンブコ(弓の材料)に。良い材がありました。
最後は色と木目に惹かれたのは言うまでもありません(苦笑)
シャフト部分は削ったばかりなので色が明るいですね。グリップ部が良い色です。
良い意味で反応が軽くなった気がします。少しですが。
オリジナルペグは保存箱行き
(これは製作者オリジナルのペグで象牙装飾も入っているので大切に保存。本来なら穴埋めをして再利用するのがオリジナル至上主義なのですが・・・穴埋め代は高い。またオリジナルを更に消耗させてしまう事にもなるので、今回は替えました。マロニエ、西洋トチの木だそうです)
次に・・・経験上変化が大きいのがテールピース。
虎目が結構入っているボックスウッド(ツゲ)を使っていたのですが・・・どうも音が締まり過ぎて。
カンついて箱が動かないALTECの失敗例(失礼!)のようです。
材は厳選したんだけどなぁ。単純に楽器との相性でしょう。
ローズウッドにする事も考えましたが、ちょっとまだ時期が早い気が。
最近気に入っているローズウッドですが、楽器によっては反応が重い場合もあるんです。
ボックスウッドの反応の速さは捨てがたい。
で・・・試しに別のボックスウッドをつけてみたら・・・
良い意味で音が丸くなりました。下の倍音がでやすいのかな。
これでだいぶ弾きやすくなりそう。
やはりパーツも侮れません。メーカーや目方は同じなんですけどね。
個人的には外した方が良い材に見えます。
色はボックスウッドの場合、薬品処理なのであまり関係なし。
木の詰まり、木目と楽器の相性なんでしょう・・・
外した方は横に響く楽器や古い楽器に合いそうです。
同じ材でも木材に二つと同じ樹はないので・・・音が違う。
考えればすぐ分かる事ですが、再度認識しました。