「準固有和音」を高校の時「じゅんこ」と略していました(笑)。
今日レッスンで和音の説明をしていて、
(あれ~、「じゅんこゆうわおん」てなんだっけ・・・そもそも漢字が??・・・「純」だっけ?)と。
使っていない単語って忘れますねえ。
じゅんこ・・・順子、準子、純子、潤子・・・??(そんな訳はない)
使っていない知識は忘れますね~。
悲しいですがPCで検索・・・「準固有和音」でした(爆)。
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例えばブルックナー交響曲4番の出だし・・・ホルンが「シーミー、ミシー~」と
吹きますね。ここはEs dur(変ホ長調)の主和音、1度です。
その次の和音!「ド~ミー、ミシー~」と吹きます。この「ド~ミーミ」が準固有和音。
ここは4度(ラ♭ードーミ♭)なのですが、実際は短調の和音ですね(ドの♭)。
普通の4度長調の響きなので長調の和音(固有和音)に準ずる和音・・・
「4度の準固有和音」というわけです。
「4度の準固」ならぬ淀野順子(笑)。
「淀野順子」は基本形だとラドミですが、チェロバスが下でミを保続しているので
ミラドの第2転回形(ラドミ→ドミラ→ミラド)・・・「2転」。
4度は、5度か1度に行きたい。この場合は1度に行き、解決(終止)。
それを「4度の準個の2転→1度に解決」というわけです。
だからなんだ、ですが(笑)。要は準固有和音になると
少し色あい、味わいが変わるという事ですわ。
やっと「じゅんこ」を思い出して・・・ふう、スッキリ!