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くだらない実験(その2)。

ちょっと思うところあって、全く同じ管同士の比較試聴をしてみました。今回は主に整流管達(RCA5R4GY、ゴールデンドラゴン274B、5R4WGBセトロン)。プリは固定、SV-91Bの整流管だけをどんどん入れ替えて同一CDの出だしのみを審査対象に。

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その結果ですが…厳密にいえば差はありました…ただし本当に微妙。そして面白い事に殆どが、先に購入して使っている管の方が音がちょっとだけ良かったです。殆ど…と書いたのは、どっちが先だったかわからないものもあったから(笑)。そして差はあっても基本は当たり前ですが同じ音。

…という訳で音質の差は、そのまま使用した経年変化、いわゆるエージングの差でした。ついでにプライムver.4も同じ実験をしてみましたが、こちらも長く使用した方が音、特に倍音と定位感が良かったです。どれも違いは倍音の出方、広がりと定位にかすかな差がありました。

因みに実験は、最初はナス300B【プライム5同等管】で試聴していましたが、あまりよく違いがわからず、その後よく馴染んでいる筈のプライム4に入れ替えて最初からやり直しました。まだナス管はこなれきってはいないようです。それでも何故か、虎の子のSTC4274Bとナス管を組み合わせると、抜群に良く響きます。
この「パワー管と整流管とのマッチング」の理由は、未だにわかりません。プライム4はどの整流管でもよく鳴るし、特にセトロンの時の実体感は改めて、「素晴らしい」。セトロンは、ほん~の少し高音が詰まる傾向がある気がしますが、その分定位が抜群です。RCA5R4GYは高音がよく伸びます。音全体の伸び、明るさが良いです。その分セトロンと比べ定位がちょっとゆるい感がありますが、これはこれで良いかな…と。管楽器を聞くと何故か「米国」を感じさせる何かがあります。ボストンシンフォニーが目に浮かぶ、みたいな(笑)。
ゴールデンドラゴン(GD274B)は、定位がセトロンやRCAに比べてあまいですが、低音の鳴りっぷりは一番。そして聴きやすさ、耳あたりの良さがあります。そして長い時間聴きやすい雰囲気があります。91Bにおいてこの聴きやすさは、意外と重要なファクターだと思います。

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うちでのSV-91Bでの現在のリファレンス管はナス300BとSTC4274Bです。そして気分を変えたい時はプライム4+セトロン、ないしはプライム4+RCA…となっています。プライム4+セトロンは完成されたモノを感じます。でもナス管+STCは潜在能力を感じます。そして音量をいくら上げてもうるさくないのはSTC時だけです。
実はこの音量のポイントの差、いくらでも上げられる感覚に戸惑って、一度STCはキット屋さんに再検査して頂いた程です。それほど「我が家では」、音量を上げられます。これも未だに不思議です。他の管だと(これ以上上げるとうるさい)ポイントが必ずあるのですが…整流管は奥が深い…。


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管の聴き比べですが、比べるのは短時間で済ませる事、第一印象を大事にする事、わからなくなったら第一印象を再確認するように聴く事、どちらか迷ったら長時間聴きやすい方/次の日も聴きたい方を選ぶ事…を心がけています。後は使っていくうちに「おや!?」と思うまでそのままにします。最近はこのパターンで定着しています。なるべく比較時間は短くして、じっくり鳴らして聴きたいので。
by kennoy-mini | 2010-04-08 00:00 | オーディオ雑感。 | Comments(0)

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