そういえば、すっかり忘れて降りました。
先月box師匠宅に伺った際にこれをテスト・・・
パートリッジのTH7834というトランスです。
詳しくはオーディオの足跡より・・・
http://audio-heritage.jp/AUDIONIX/etc/th-7834.html
自分の「真空管の師匠」の持ち物ですが「音量のバランスが左右で・・・」みたいなトラブルで
自分経由でこば屋さんに治していただいたのですが(それも凄い!)、
全く問題なし!(こばさんありがとう!!)
で、box師匠の普段使っているトランス(オルトフォンと仰っていました)との比較試聴と相成りました。
MCトランスなので当然アナログレコードです。
その音ですが・・・(自分はトランス比較は2度目)・・・
最初は(パートリッジの方が明らかに良いかな!)と思いました。
彫りがざっくりで深く、描写が深いように感じます。音楽のメリハリを巧く表しています。
そのまま暫く聴いていると・・・(なるほど!)とbox師匠が
オルトフォンを愛用している訳が分かりました。
なんというか・・・バランスが良いのです。
パートリッジはドンシャリとは全く違うのですが押しが強く、「超肉食系」というか(較べるとですが)
「毎食、洋食を食べる」的な食傷感を(システムによっては)伴うな、という印象でした。
勿論その方のアナログの使用頻度によると思いますが。
同じ英国でもオルトフォンはその辺バランスをとっており、押しの強さは一歩譲りますが
飽きのこない音でした。面白いですね。
ついでにうちのピアレス4722も持っていけばよかった・・・
ピアレスはもう少し分かりやすい、アメリカンなメリハリ系だと思います。
でも自分は好きです。国産よりはずっと楽しい音でした。
トランスでこんなに違うんですね・・・