mini91Bを紹介するのを忘れていました。
このアンプは12月にお会いした「みとこさん」の好意でお借りしています。仕様ですが標準ではなく入力VOLをパスして銘板で穴を隠してあります。そして6C6ではなく310仕様に。今はロシア管を使っています。コンデンサはビタQだったと思います。「準最強仕様」ですね。これでjensenにしたらどうなるんだろう?電源を落とす時、盛大に「ボッ!!」と言うのでスパークキラーを付けさせてもらいました。
VOLが無いのでプリは必須。樽プリ(sv-20D)を繋げています。SPはkit LS3/5A。うちの音はお聞かせできませんがキット屋店主日記2008 12/4の日記http://www.kit-ya.jp/blog/index.php?eid=2397にこの組み合わせの音がアップされています。サンプルAの方です。
久し振りでこの組み合わせを追体験したわけですが…良いですね。箱が大きくなった印象です。重心が低くふくよか。「91Bらしさ」を持ったまま、また違うキャラクターになっています。半導体整流なのが300B比較には好都合です。SV91Bは整流管を変えた方が効果、音の違いがより大きいと自分は感じます。mini91Bは結構プリを選ぶアンプらしいですが樽プリは同時発売のプリなので相性もピッタリ。
その内mini91Bは復刻されると思いますが、このキャラクターは守ってほしいです。
P.S.ちなみにクイズに正解した一人は自分です(完全まぐれですが…プチ自慢です、ハイ。笑)
自分の師匠のCD。リファレンスCDの一つでもあります。聴く度に「ああ、自分はまだまだヒヨコだな」と思わせるCDです。チェロ以外何も出来ない方でしたが(失礼!)、自分の「理想のお父さん像」。日本中のチェリストが「あの人の音には敵わない」と言っています。本当です。
最後にストラド、ゴフリラ、アマティ、モンタニァーナの4台でバッハの冒頭の弾き較べがあるのも興味深いです。ゴフリラとモンタニァーナは歴然と差があるので、ストラドとアマティを明確に鳴らし分けるかも自分流のオーディオのセッティングのポイント。両方とも生で聴いているので脳がどこかで憶えています。
この録音時のストラドは普段使っていたストラドと違っていましたが、レッスンで使って下さいました。確かアラブの石油商のコレクションで年間の保険料が5千マンとか・・・なんとなくですが自分にも弾かせて頂いた憶えもあります。ストラドに似合わずぶっとい音でした。
CD番号(かな?)B00005FG1H
↑急遽このシステムでも比較試聴中。現在のうちの91Bシステムだと整流管の支配力が強すぎます。あまり300Bを変えても、どれも良い音で…よくわかりません(笑)。
本当は今日から実験を始めるつもりでしたが、再度セッティングを煮詰めました。・・・というのもプライム4からまず実験を始めようとして馴れているチェロのCDをかけたら、中高音が詰まっていて・・・どうやらちょっと音場感を追い過ぎたようで。昨日はVnのCDで音決めをしていたのですが、やはりチェロで追い込むのがベストでした。面白い事にチェロソロのCDだけで全てのソースが良いバランスの音になりました。そういう耳になっているんでしょうね。vnや他のCDでは追い込んではいけない事が分かり、良い勉強になりました。
それでも結構時間がかかり、最終的に昨日とはがらっと変わった音になりました。より響く、音というより音楽モニター的な音に、初めてなりました。この方向の音が出るとは思いませんでした。まさしく「小さなオートグラフ」といった雰囲気。今までで一番SPの大きさを裏切る音になったと思います。
セッティングとしては何箇所か変更したのですが、大きな効果があったのがST(ツイータ)の接続方法と整流管。どうもSV-91BのコンデンサをJENSENにしてから帯域バランスが大きく変わり、以前の「自分のデフォルト仕様」が通用しなくなっていました。整流管は、以前だとプライム4+セトロンだとなかなかの実体感を示していましたが、JENSEN変更後は(我が家では)響きが少なくちょっと神経質でした。対振動対策をしている管だからかな…?試しにRCA 5R4GYにしたところ、一気に良い方向に。この管でSTを正相接続にしたら、とても良くなりました。少し音は遠くなりましたが今までは近すぎたのでOkです。今まではマイクをとても感じさせる音だったので。
比較試聴の整流管はSTCでも良いのですが、持っていない方も多いと思うので今回は使わない(つもり)です。後日整流管特集も別でやろうと思います。念の為XLOバーンインCDで出音を確認し、OK。
ようやく準備が完了したので少しづつ実験をしていきます。多分いっぺんにはUPしないので宜しくお願いします。
ブログ親友の「アンチLEICA宣言」さん、第九のIさんに「是非300Bの聴き較べをを!!」という話で盛り上がり、(こりゃ~やるしかねーべ!)と思い、重~い腰(本当に文字通り重い、笑)を上げました…といっても準備段階ですが。
ここんとこメインシステムの音が全く決まらず、ちょっとセッティング調整を放置していたのですが、やはり各種300Bの名誉のためにも良い状態で試聴したいので頑張って追い込みをしました。おかげでようやく現状のベスト!と言える状態を見つけました。今の状態を冷凍保存したい(笑)。この音ならSV-192Sを我慢できそうです。詳細はまた今度。
我が家にある(持っているではなくて「有る」です)300Bは、
・SUNVALLEY PRIME TUBES ver,2(みとこさんからレンタル中)
・SUNVALLEY PRIME TUBES ver,3(SV-91BⅡ標準管)
・SUNVALLEY PRIME TUBES ver,4(メッシュ)
・SUNVALLEY PRIME TUBES ver,5(ナス300B、メッシュ)
・GD300B(93年頃!?アンチLEICAさんによるとPMコンポーネント社のゴールデンドラゴンをセレクトし独自に自社工場でエージングしてRODのブランド名を付けているものと同じらしい)
・スヴェトラーナ300B(もう1年以上根津さんから借りっぱなし…スイマセン)
・エミ減オールドWE300B(ARMYとプリントの組み合わせ、エミ減品なので格安だった)
・・・そんなとこかしら!?どれか忘れているかも(笑)。
パワーアンプは、とりあえずはSV-91B(SV-310+オートグラフミニ)。mini91B(樽プリ)+kitLSでもやろうと思っています(整流管の影響を受けないからこちらの方が公平かしら?)SV-310の整流管を何を使うか迷っています。多分WE422Aかな。91Bは敢えてセトロンを使おうかと思っています。変更の可能性もありますが。
なるべく各管の長所をひろってレポートしようと考えています。あまり短所を探すのは好きではないので。
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その内Model2の6DJ8(ECC88系)、SV-91BやSV-310の整流管比較試聴もやろうと思います。こちらは来月以降かな。
あまりネタ的な試聴は管に失礼かもしれませんが、まあ折角あるし。楽しくやろうと思っています。
そろそろ腰をかばいつつ自室のレイアウト変更を再開しようと思います。今はぐっちゃぐちゃ、アンプも繋いでなくTVの音源がアンプを通せないのでかなり不便。ある程度落ち着いたら「真空管の師匠」宅に預けているⅢLzを取りに行き、再設置しようと思います。パワーアンプはみとこさんからお借りしているmini91Bです。プリはSV-20D(樽プリ)。どんな音がするか楽しみです!
問題はⅢLzのSPスタンド。TAOCはみっともないのでIKEAのバーチ材の椅子をスタンド代わりにしようと考えていますが、音がよくなかったら白紙状態。最終的にどうなるか全く想像つきません。
メインシステムはラインナップ自体は落ち着きました。TL-51Xの調子が悪いのでこれは要オーバーホールです。本当はSV-192SとMUTEC MC-3欲しいですが今年は無理そうです。買い物は出物の球があれば少し…程度でしょう。それより今あるものを見直し、整理をしようと思います。300Bも何種類かあるので比較試聴も面白いかも。アンプはSV-91Bよりmini91Bかな…。
後は早く・・・SPを作ってみたい。