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暫し旅に…

明日から1泊で山形に、その後札幌に行きます。札幌は仕事ですが山形はプライベート…というかSP運送+焼肉+温泉目的ドライブ(笑)。
知り合いからパイオニアのCS-H9という巨大なホーンSPを譲られて、色々次の持ち主を探した結果、山響の団員さんに決定。運びがてら旅行です。向こうでの音だしが本当に楽しみ!!実家のレガシィワゴン(BH、3代目、MTです)は優秀で、後席を倒したら意外と楽にのった…でも重っ!!タイヤの空気圧を確認し、いざ山形へ。

(因みにこんなSPです)
http://www.audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/cs-h9.html

ヒノTQWT箱は91Bで大変好調です。ただ今回、セッティングは少しエリアの広い様にしようと思ってます。タンノイは座った席一点に一番納得する音が聴こえるようにしましたがALTECもそうすると、移動した時にガクッと音が変わるのが気になるので、あまり追い込み過ぎないようにしよう、と。このサジ加減が面白いです。上手くいくと「なんてセンス良いんだ」と一人で感心します(笑)。で、次の日に「あれっ」と思ったり。その繰り返しです。最終的に無駄が落ちて、一番大事にしている要素が残っていきます。それがそのSPの「長所」なら最高です。
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by kennoy-mini | 2009-10-23 22:10 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

長所を伸ばす。

昨日はSPのをセッティングしていて、大変面白かったでした。ヒノ製TQWT箱(405-8H)なんですが、最初はその雰囲気のよさに感動しているだけだったのですが、試しにチェロをかけてみると驚く程良くない(笑)。そこで色々セッティングを試してみたらフルレンジの面白さ、反応のよさに感心しました。特に角度(内振りの量)に対し、文字通りミリ単位で鳴り方が変化します。(これは簡単に決まらないぞ)という雰囲気です。ただSV-91Bとは相性が良いです。思った以上です。でも300B系より他に合う球がありそうだな、と予感しています。

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アルテックは、クラシックを聴くために手に入れたわけではないのですが、セッテイングを決める上でクラシックをかける事が自分のやり方。慣れているという事もありますが、他ジャンルの録音は鳴り方がイマイチ想像がつかない…というのもあります。
というのも、ライブ録音はわかりませんがスタジオ録音(特に最近の)音源の場合、楽器ごとに部屋を分かれて録音する事もあるからです。例えばドラムはA室、ボーカルはB室、といった具合です。そしてプレイヤーはイヤホンで音を聴いて合わせるわけです。あくまで想像ですが結構多いと思います。弦楽器でもごくたまにあります。所謂「ストリングス」扱いの時です。よく考えるとカラオケバージョン等はそうやって楽器(チャンネル)毎に録らないと絶対にボーカル抜きなんてあり得ません。まさか「カラオケ状態」で演奏している訳はないと思います。

これでは、それぞれの音は上手く録れると思いますが、どの位置で誰が演奏しているというのは擬似的に造りだしている、と思ってしまうんです。なのでセッテイングは想像のつくクラシックが自分には合っています。勿論クラシックでもよく吟味しないといけません。マイク1本撮りは今時少ないと思いますが、部屋(ホール)は一つなので録音からの距離感は掴みやすいです。そもそもマイクも、なるべく音を出している間近で撮るか、少し離して空間、間接音も含めてとるかでまるで変わるでしょう。録音の段階でこれだけ主観、考えの相違が入っています。原音、リアルってなんでしょうね。
なのでオーディオ機器には却って主観があってしかるべきかな、と自分は思っています。無色透明、録音に忠実云々…はあまり意味がないかな、と。毎回同じスタジオ、エンジニア、同じ条件で録音するなら癖のない機器でも良いかもしれませんが、そんなことはありえない。では、生演奏じゃないなら、ある程度の実体感があり、且つ長時間心地よく聴ける機器がベスト(ここが大事)。それが自分にとってのTANNOY,今興味があるALTEC、そして真空管アンプです。

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最近セッティングで心がけている事は「長所を自覚し伸ばす事を最大の目的」にする事です。ネガティブ面を潰すのも大事ですが、こちらが主になると音に特長が無くなるし、結果懸念だけが残り、買い替え地獄がやってきます。なにより「長所が平凡に成り下がる」事ほどストレスはありません。長所をよく理解して最大限伸ばす事で短所をカバーする事が、結果的に最大のネガ潰しになります。これは楽器のセッテイングから学びました。楽器も万能はありません。一流の楽器程必ず相性があります。それははっきり長所、特徴があるからだと理解しています。オールマイティーと特徴が無いは紙一重。「何でもできる、とは何も出来ないと一緒」。そんな事をチェロの先生から学びました。…でも何でも出来る、弾けるにこした事はないんですが(笑)。ただ,例えば「レパートリーが限られている演奏家」は、逆に得意分野、特徴があるともいえます。

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…なんて色々書きましたが、要するにaltecエンザに振り回されている、という事です(笑)。近くSV-17Kでaltecを鳴らしてみる(遂に組立てデビュー!)…という処方箋をお医者さんと相談して出しました。薬が効くのは来月半ばあたりでしょうか。
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by kennoy-mini | 2009-10-22 17:31 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

まとまってきた。

実はここ暫く悩んでいました。オーディオを辞めようか…という話ではなく(笑)、メインSPをどうするか…という悩みです。
実は最近TANNOY ⅢLZ(HPD295)を手に入れたのです。手に入れてすぐVP-mini300Mk‐Ⅱに繋ぎ、そのサイズから来る鳴りの余裕、特に低音の余裕に魅了されました。オートグラフ・ミニから完全に「浮気」です。(やっぱり箱、ユニットは大きいとこうも違うのか!)と思ってしまいました。

ここで悩んだのは現在のオートグラフ・ミニからⅢLZに「レッスン室のメインSP」の座を入れ替えるか、という事。オートグラフ・ミニを手放すつもりはありませんでしたが、レッスン室のメインSPから自室に移す可能性は大いにありました。今まで「レッスン室/オートグラフ・ミニ、自室/Kit LS3/5A」で充分満足していたのですが、ⅢLZを無理して導入した事で色々予定が狂ってきました。あんまり悩んで、一時的にオートグラフ・ミニを知り合いに預けて自分がどういう判断をするか…みたいな実験までしようかと、半ば本気で考えました。

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そんな時、ふいに「アルテックエンザ」にかかり(笑)、Ba404とヒノオーディオ製TQWT箱(405-8H)がやって来ました。アルテックエンザはまさしく「病気」で想定外。大橋さんもびっくりだったと思います。
これだけSPが増えると、もはやレッスン室が「オーディオ専用室」になってしまうので、整理するため今日色々実験をしました。ヒノ箱とⅢLZは大きいので別の部屋に置く、という縛りを決め、
(そういえばⅢLZは最初から自室に入れたからレッスン室で鳴らした事がないな)と、レッスン室にエンヤコラ…とⅢLZを運び(意外に重くない)SV-91B+SV‐310で試聴。意外と結論が早くでました。

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ⅢLZはレッスン室でもとても良く鳴っていました…がこの部屋は長くオートグラフ・ミニで鳴らしていたので、リヤバスレフも利用した部屋をホールに変えるような鳴り方がもう耳に馴染んでいて、ⅢLZは今までと少しベクトルが違う。
また、低音、量感、雰囲気は圧倒的にⅢLZの…言ってみれば「勝ち」なのですが、急に「そんなに雰囲気を聴いてどうするの?」という《天の声》が降りてきました。そういえば根津さんも仰っていましたっけ。
まずメインSPは「演奏家リファレンスSPでなくてはならない」のです。音以上に気配、空間、雑音を聴き取りたいのです。この点は今まで追い込んだだけあって、現状ではオートグラフ・ミニの圧勝です。
また気配、雑音などは比較的高域からの情報が多く(?感覚的な問題か?)、この点でもⅢLZはその量感が逆にマスクしてしまう、ミニの方が我が家のレッスン室では良い…と判断しました。
更に後押しは、新しく来たヒノオーディオ製TQWT箱はレッスン室/自室と比べたら、レッスン室で聴いた方が明らかに良かったのでした。大変趣味的な音で、「箱が歌っている」感じがとても10cmフルレンジとは感じられず、これはリラックスできそう。


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…という訳で、基本のリファレンスSP(レッスン室)は今まで通りオートグラフ・ミニ。レッスン室の「気分転換用」にヒノオーディオ製TQWT箱。そして2階の自室にⅢLZ(とkit LS)を置く事に決めました。Ba404他は自室の卓上SP(かリビング)にする予定。とりあえず暫定ではありますが、メインSPの悩みに対して答えが出たのは大きい。SPの数自体はちょっと多いですが、リビングもあるし、暫く様子をみます。

改めてオートグラフ・ミニの優秀さ、バランスの良さ、聴感上の心地よさに舌を巻きました。TANNOY恐るべし、です。この大きさでこれだけ音楽に忠実なのですから。高いですがその価値あり、です。
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by kennoy-mini | 2009-10-20 23:34 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

第15回真空管オーディオフェアに行ってきた。

先週の話ですが、第15回真空管オーディオフェアに行ってきました。サンバレー東京試聴会は春に行きましたが真空管フェアは初体験。純粋にお客さん、そしてキット屋の応援として顔をだしました。

フェア全体は、まるで「文化祭的な」雰囲気でした。[真空管オーディオが好き]よいう共通項ができあがった集まりなので、ある意味パラダイス(笑)。1階の物販だけでも何時間でも居れそう。誘惑を振り切りサンバレーの部屋に。

会場でスタッフ、大橋さんと挨拶し、ここでも物販コーナーを覗きます。ついRCAの12AX7を買ってしまいました、完全に予定外(笑)。アメリカ系の真空管はWE以外では初めて。実は今「アルテックエンザ」にかかっているので、米系の管をなんとなく持っておこうかな、と。
そしてダイアトーンマイスターのA木さんと再会。A木さんとは6月の試聴会で声をかけて頂き、以来色々教わっています。メイン管と整流管は相性がある、という話で盛り上がりました。WEでも、年代等でよりマッチする相性を体験したそうです。凄い世界だ。


おっと、試聴会の感想を書かねば。一番感じたのは、「SPの形状の違い」です。勿論アンプでも変わりますが、後席に座るとホーンSP(WS-825や樽ミニA7)が非常によく音が届きます。ただ自分の家のリスニングポジションとは著しく距離が違うので、純粋に音楽を楽しみました。
ホーンの遠鳴り効果は、樽シグネチャ-の印象で逆によく分かりました。後ろで聴くと(良い音だけど思ったほどではないな…)と感じたのです。樽シグネチャ-はバッフルはホーン形状ではありません。後で前列の方で聴いたら、本当に素晴らしかった(笑)。これは良いSpです。勝手に「ウインズ版ハーベスだ」と、自分の中で名づけてしまいました。箱の面を鳴らす方向性が近い気がしました。スタンドもウッドですし。
ユニットはPE-101ですが、良く鳴っているのに何か落ち着きがあり、見事でした。低音もかなり出ている。20畳くらいの部屋までなら充分良い鳴りをするでしょうね。一見高く見えるかもですが、総無垢でスタンドもついているので決して高くありませんね。

アンプで「いいな」と思ったのはやはりSV-4と、伏兵SV-2(2007)でした。SV-4は良い音で、しかも聴き疲れしない鳴りが本当に魅力的です。「毎日聴きたい」と思わせるアンプです。SV-2(2007)は低域に何故か注目しました。845ってなんとなく「高音の響き」みたいのに特徴がある…という認識でしたが、きっと300B管と何かしらの相乗効果があるのでしょうね。

そしてWE指定標準箱はA木さんとふたりで「いいねえ」。自分もこういう気軽な音、シンプルな音を最近欲しているようです。A木さんは「私は密閉マニアだからこれはとても自然」と仰っていました。
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その後他のブースも回りました。色々面白そうなものがありましたが、桁が…手が出ない…というのが多くて。でも面白かったです。

その後再び1階物販でクララ・ハスキルのCDやバナナプラグ、インシュレーター(山本音響工芸のB級品、傷入り、木目に問題ありで正規で売れないもの)に思わず手を出し(笑)、なんとかすっからかんになる前に帰宅しました。
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キット屋で音を聴いて本気で迷っている人には、是非ショールームの音を聴かれてほしいです。フェア試聴では分からないことが沢山あります。そもそもフェア試聴のセッティングは、リスニングエリアも広めにとっている筈なので、ショールームの「自分のための配置」で聴くと180度印象がかわるかもしれません。買わないにしても(笑)、一度音を聴くだけでも参考になります。試聴会とはレベルが違います。勿論吸音された部屋なので部屋の違いを感じる方もいるでしょうが、逆に「いかに部屋の音を聴いているか」という事が逆説的にわかるので、これだけでも収穫になるでしょう。交通費かけるだけあります。
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by kennoy-mini | 2009-10-18 14:53 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

なるほど。

ようやく300Bの比較試聴ができました。比較試聴は気がのらないとなかなかやる気になりません。直接比較する以上、ある程度は好み、優劣が現れるものですから。

そんな中でも結果は予想通りなところと、新たな発見もありました。それは「スベトラーナ300Bで聴くボーカルがヨイ!」という事。自分の中では(どちらかといういうと)クラシックよりジャズやボーカルがとても心地よい管、という印象になりました。ノラ・ジョーンズとても良かった!!

そして実体感が一番高かったのはプライム4。リアルさはナス300B(プライム5)以上。この評価は以前と一緒。リアル過ぎて「はっとする、覚醒し過ぎる」場合も。寝る前にこれを敢えてSV-91Bにセットするのはお奨めしませんね(笑)。

そして(比較すると)倍音感、空気感が多いナス管(プライム5)。これも以前と同じ印象。我が家限定かもしれませんが、ナス管にすると何故かボリュームを上げたくなります。しかもいくら上げてもうるさくない。これは我が家では「ナス管限定」の現象です。ガラスの形の違いでしょうか…!?「ホールのライブ感に近い」、間接音の響きを感じやすい鳴り方です。

そして根津さんに奨められた「スーパーツイーターを少し後ろにセット」を試してみました。今まではずっとメインユニットとツライチでセットしていました。一瞬「え!?」という変化で(チェロの音色の変化が大きかった)面食らいましたが、数秒したら「壁に浮かぶ音」になりました。これは良さそう!少しアナログに近いというか、CDの悪い意味でのつややかさが落ち着き「ざわざわ感」が増えました。まとまりがよいです。暫くこのまま試してみようと思います。STは空気感を調節するのにはとても有効です。


結果的に現行プライムでどちらがお奨めか?といわれたら「音色、リアルさを追求するならプライム4、ハーモニー感、空気感を優先するならナス(プライム5)」と答えるかな。
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by kennoy-mini | 2009-10-12 02:13 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

週末は…

なかなかスベトラーナの満足な試聴時間がなくて…根津さん申し訳ありません。とりあえず「チラ聴き」した第一印象は、

「真面目、生真面目でストイックな音」

という印象。まだプライム系との比較試聴はしていません。でも明らかにプライム系とは毛色が違いますね。非常に面白い体験になりそうです。

週末の真空管フェアは…行けるかな!?行けるとすると12日ですね。ただ、夜高崎に移動しないといけないので無理かも。行ってみたいな…。
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by kennoy-mini | 2009-10-10 20:26 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

VPmini300MK-Ⅱの事、300B管の事。

スベトラーナ300Bついでに、少し古い内容ですが大橋さんがいくつかの300B球について言及している日記です。

http://www.kit-ya.jp/blog/index.php?eid=1629
この中でのプライムとはバージョン2だと思います。確か銅プレートを造るメーカーが駄目になり販売中止になった…と記憶しています。この後バージョン3、メッシュプレートのバージョン4(グローも凄い)、そしてバージョン5(ナス管、メッシュプレート)と続きます。
面白いのはWEもバージョン4も「色気がある」というよりどちらかというより写実的というかソースに忠実な感が強い印象です。対してバージョン3やナス管は個人的な印象ですが、倍音感が暖かい(特にナス管)少し独特のキャラを持っている気がします。バージョン2は残念ながら、自分は聴いた事はないので印象はわかりません(この頃はまだオーディオに全く興味なかった)。

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自分が電気の事を書くのは100年早いのですが少し。
VPmini300mk-Ⅱは固定バイアスなので、バイアスをいじると(標準は0,7v)少し印象が変わります。0.7は響きが多く、上げるに従い鞭が入り音圧の強い、例えると「SV-91B的な鳴り方」に近づきます。0.8vまでが限界だと以前確認をとりましたが、それ以前に0.8vまで上げるとmini300の長所の「響きの伸びやかさ」が失われ良くありません。自分は今は0.73v位にセットしていると思います(そろそろ測り直そうっと)。
また自分はコンデンサをJENSENに変更してあり(潤いが増えて個人的にお奨め)、さしずめ『ハイオク、直噴、2ペダルMT仕様』といった趣きでしょうか。付属の12AX7はかなり健闘しており、結局現在も標準管を使っています。
そしてmini300は、表に「Tri」のロゴが入っていますがちゃんとサンバレーのヴォイシングが入っており、単なる「入門300Bプリメイン」以上の価値を自分は感じています。またプリ追加でmini300は「本来の能力」を発揮します。真空管アンプの場合、プリメインアンプといっても「入力vol,付、セレクター付パワーアンプ」という事が多いそうです。(多分皆さんご存知でしょうね。敢えて書く事でもなかった…)プリが無いと日本車の『エコモード、CVT』みたいな感じでトルクバンドを無視して低回転でギヤを繋ぎ過ぎる感があります。入力Vol,を充分開いたmini300MK-ⅡとSV-20D樽プリとの組み合わせは、とても相性が良く「パワーアンプでふくよかに、プリで締める」黄金の組み合わせに感じます(勿論主観です)。
標準の足は使わず,裏蓋に黒檀半球を貼り付け3点支持にしています。トランス側が2つ、フロント側に一つ。

そして自分は不精モノなので樽プリの連動コンセントにmini300を繋ぎ、プリのリモコンで電源をコントロールできる状態で使っています(ここがピュアオーディオではない、笑)こちらはサブシステムなので使い勝手を重視です。『300Bミニコンポ』状態。

こうやってみると、デフォルト状態に比べてかなり「自分色」に染まっています。皆さんも色々オリジナルな使いこなしをしているのでしょうね。
こうやって見ると随分自分は「mini300に肩入れして」います(笑)。多分大橋さん以上にmini300を気に入っているでしょう。色々理由がある気がしますが、「入門アンプなのにちゃんと主観が入っている」からだと思います。楽器を弾いているせいか、工業製品でも「主観、味を求める」のです。単なる道具、家電的では味気ない。道具でも何かしらインスピレーションを与えて欲しいのです。
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このブログをキット屋製品をヨイショしている内容ととらえる人もいるかもしれませんが特に何か貰っている事はありません。ナス管もちゃんと夜20時に「ポチ」して買っています(笑)。たまたま自分の求めるオーディオ像にジャストフィットしたのがたまたま真空管で、尚且つ手が届き満足したのがキット屋製品だった…という事です。勿論自分が音楽家である事もあり、多少緊密で良い刺激を受けあっているとは思いますが。
廉価なのも気に入ったとこです。高いと手が出ませんし。TANNOY製品だけは例外ですが…TANNOYは高いけど響きが自然で、満足度も高いので仕方ありません(涙)。ムラタのツイ-タは、凄く良くて気に入ったのですがちょと高くて。

このブログを読むか読まないかは読み手の自由ですし(ここがブログの特徴ですね)、いわば『自分用の備忘録』のようなブログなので、何かを求めて書いているわけではありません。実験を試されるのも読み手次第。ただ、少しは反響があるようなので(そりゃそうだ、キット屋お客さん対象ブログみたいな存在ですしね)、なるべく真摯に、思ったこと感じたことを正直に書きたいと思います。そしてしっかり使いこなせるよう努力して、これは良い!と思った事を共有できるようにしたいと思います。引き続きこれからも宜しくおねがいします。

…独身のうちにリファレンスシステムを完成サセタイデス(笑)。
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by kennoy-mini | 2009-10-04 00:51 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

嬉しい再会と嬉しいサプライズ。

先日ここに「色々な300Bを聴いてみたい」と書きましたが、なんと根津さんが「スベトラーナ管を貸してあげましようか?」と申し出て下さり、2日の夕方に本番前の根津さんにお会いして真空管を受け取りました。根津さん、ありがとうございます!自分は何もお貸しできるものはなかったのですが(根津さんは自分が使いこなしているものはほぼ全て持ってらっしゃいます)唯一プライム3は持ってない…と確か「ひとりごと」で書いていたのを憶えていたので、持っていったら受け取ってくださいました。少しお役に立てて良かった。
確か根津さんはエレハモやスベトラーナを経てプライムシリーズ、そして最終的にWEにたどり着いたと記憶しています。そして『WEがベストである』と知りつつもナス管やプライム4も試していらっしゃいます。とても研究熱心です。WEは『別格』として、それ以外ではプライム4がお気に入り(WEに近いキャラクター)だと仰っていました。

根津さんは本番前でしたが貴重な時間を割いて下さり、ひたすらアンプ、管、そしてオートグラフ・ミニの話題に終始しました(笑)。勿論こちらも嬉しかったです。仕事の話よりずっと楽しいですし。そして色々今後の追い込みに対してのヒントを頂きました。一番印象的だったのが「我々は演奏家なのでメインアンプはなるべく演奏のインフォメーションの多い鳴らし方のほうが適しているかもしれない」という趣旨の話でした。
要は(多分ですが)大橋さん宅の本家オートグラフの様に「ナマのイリュージョン」を出す様に鳴らすのも良いが、演奏家のオーディオは、自分達は演奏家なので演奏を楽しむだけでは駄目で、色々具体的なインスピレーションを受け取りやすい(技を盗みやすい)鳴らし方も必要だ、という事でしょう。でも「大橋さんのあの音(鳴らし方)は魅力的だよね」とも仰っていました。同感です。

これから、最近ぶれていた『オーディオ観』を整理していこうと思います。そしてタイミングが出来たら根津さん宅にお邪魔させて頂き、音を聴かせて頂く事を楽しみに待とうと思います。根津さんにも是非、パルテノン多摩等で本番がありましたら帰りにでもうちに気軽に寄っていただきたいと思っています。

自分はとても良い「オーディオの先輩」に恵まれていますね。
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by kennoy-mini | 2009-10-03 01:39 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

実験。

今日はオフでしたので、午前はゆっくりした後ホームセンターに行き、木製の足台(約10cm位の高さ)を買ってきてタオックスタンドの高さを上げてみました。実験結果は…大正解!!ようやく我が家でのオートグラフ・ミニの基本的な問題が解決方向に向かいました。

まず、低音がちゃんとリスニングポイントに届くようになりました。このSPには、よくあるスタンドの60cmでは足りないと確信しました。オートグラフ・ミニで苦戦している方には是非試してもらいたい実験です(スタンドに他のブックシェルフSPを横にして置いて、その上にオートグラフ・ミニを置いてみるのが一番楽な実験方法かも)

効果の理由は確信はありませんが、なんとなく床との反射が天井に比べて近いため、天井から返ってきた音やバスレフからでている音との打ち消しあい効果が強かったのかな…と感じています。

予想外に変わったのは定位というんでしょうか、楽器の位置関係が凄まじくよく見えるようになりました。いや、元々良く見えてはいたんですが「より正確にみえるようになった」というのが正しいでしょう。今までオケのティンパニ等が妙に近い音で聴こえる場合があって「いくらSV-91Bでも音が近すぎるな(笑)」と思っていたのですが、どうやらアンプのせいではなく使いこなしのせいでした。
そしてホールの響き、反射の音がよく聞こえるようになったのも大収穫です。これはST-25(スーパーツイ-タ)も一緒に高さが上がって本領を発揮しだしたという事かもしれません。おかげで今は上に向けずSPと平行な角度で置いています。
今日はデッキにたまたま入っていたマーラーの8番のCDを聴いたのですが、オケの低音とオルガンのペダルがちゃんと再現されるようになり(エアコンが急に動きだしたのかと思って思わず見ました、笑)打楽器の音にもタメが出てきました。その後、最近ハマリ気味のアート・ペッパーを聴きましたが、両方のCDともまさしく「SP後ろの壁に奏者が浮かぶ」が如くの雰囲気が出てきました。

…ただソースにもよるけど「癒しの音」ではないかな…。大橋さんのオートグラフのような「脳が弛緩するような」音」を再現するには箱、ユニット共にそこそこ大きさが必要かもしれません。そもそもSV-91Bは「ステージ近く」の再現に本領を発揮するタイプのアンプ。部屋も防音室なので「シーン」としていてどちらかというと寛ぎ系の部屋ではないし。(ある程度生活騒音や暗騒音が合った方が、逆に脳が弛緩する気がします)やはり癒し系サウンドは2階のシステムに、かな。
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我が家のオートグラフ・ミニが置いてある部屋はレッスン室で、SP後ろや天井が防音仕様なので確かにオーディオには良い環境です。何かを変えると必ず耳に聞き取れる変化があります。普通の部屋だとここまでクリアには変わらないかもしれません。でも、それぞれの機器(の能力)をまずは信じ、充分に鳴らしきるため努力、工夫する事は結構大事だと思います。そうしょっちゅう買い換えられませんし、せっかくお金払って買ったんだもん、本領を発揮してもらいたいです。なので遣いこなし、セッティングにはつい(多分一般人より)拘ってしまいます。でも他人に強要している訳ではないのでこれでいいと思っています。

それにしても、SPの高さ管理…床の反射から逃れる事は、恐ろしい効果でした。よく考えたらSP上(天井方向)には沢山スペースがあるのに床方向にはあまりスペースがありません。SPの立場からみると不公平です(笑)。単純に床に座ってユニットの軸上に耳を合わせる方法もありますが、耳が床に近づく事になるのでSPの高さを上げる事とは条件が違います。

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…例えばパラゴンとかも床から離したら変わるのかな…とか思わず妄想してしまいます。勿論変わるでしょう。でも床から離れて高い位置に置いてあるパラゴンなんてあまり見たことないし、もともと内部で反射した音を聴くSP(?)なのであまり関係ないのかな・・・。以前シーメンスのコアキシャル平面バッフルSPのお宅で、前足だけインシュレータをかまして少し斜め状態(ユニットに角度をつけた)にしたらやはり良い変化があった事を思い出しました。

それにしてもSPのセッティングは本当に奥が深い。
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by kennoy-mini | 2009-10-02 00:00 | オーディオ雑感。 | Comments(0)  

五味さんの本。

ようやく仕事が一区切り。スクロバさん2週間はきつかった!!ようやく終わってものすごい開放感です。ぼちぼちオーディオにも復活していきます。


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以前オーディオユニオンで中古のTANNOY ST-25を求めた時に、五味さんの再販版の本「オーディオ巡礼」が置いてあったので(この人が噂のオートグラフ遣いか、よし、勉強)と思って買いました。
昨日、久しぶりに読み返しましたが、本当に勉強になります!あれだけオーディオにお金と勢力を傾けた人が、「ハイフェッツのレコードが50万枚売れたら50万通りのハイフェツの演奏がある」と言い切り、「どれほど超巨大なコンクリートホーンを羅列したって家庭でコンサートホールのひろがりは出せるものではない」て言い切っています。ガクッ。…でも本当にそうだよね。その上で、「なら何に満足すればいいのか…音のまとまりだと思う。ハーモニィである」「音の良否を聴き分けるのは、どういう音をそれまで聴いているかという耳自体の体験だろう」と。確かにそうだ!よくわかります。この本は読み直す度に発見があります。単純に読み物としても面白い。

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先日あるオケの方に「僕も昔ハマッてねぇ。ダイナコだのアルテックだのタンノイだの。でも段々『機器の音』を聴く(聴き取る)ようになるんだよねぇ。この針はどうだとか、このアンプはどうだとか。いっそクラフト(組立て、自作)の方にいくといいかもしれないよ。音が出ただけで嬉しいから」と言われ、ドキッとしました。確かに最近特にナス管にしてどうだとか、STCに代えてどうだとか、そちらに主を置いてしまっていたような感があるので…ただ、オートグラフ・ミニがとても手ごわく、尚且つ勢力を傾ける価値のあるものなのは確かです。そしてブックシェルフの中では「部屋を最もコンサートホールっぽく鳴らす事のできるSP」だと個人的に思います。

なので、もう少し追い込みたい。今やりたいのはスタンドの下に何かを挟んで高さを上げる事。スタンドと土台で72~75cmくらいにしたいのです。これでかなり低音がうまくリスニングポイントに届きやすくなるという感触(希望)を感じています。逆に今の状態では物足りなく、ちょっとストレスに感じかけています。(サブウーハ入れてもいいんじゃない!?)と思うくらい。これも本家オートグラフを聴いた影響(笑)。
ただ、鳴ってない訳ではなく低音自体はSP後ろから充分な量で鳴っているのですが、どこかで打ち消しあっているのか上手くリスニングポイントに届きません。きっと解決策は一つではないのでしょうが、高さを上げるのは一つの有効策かな、と。結果が良かったら報告します。

しかし「クラフトのススメ」ですがクラフトとなると…こちらの方に関しては自分の腕、才能を全く信じていないので、困ります(笑)。今までアンプも皆、完成品か代理組立てでした。でも自分で組立て、オンリーワンの機器ができたらそりゃ良いでしょうね。自作SPやオーダーSPなら尚更愛着もわくでしょう。それが出きる方達が羨ましいです。
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by kennoy-mini | 2009-10-01 02:13 | オーディオ雑感。 | Comments(0)