カテゴリ:ken球王国。( 80 )

 

英国管。

最近OFFの時間は部屋の整理に明け暮れています。管も色々でてきたりしましたが整流管も英国管が4本も持っていることにびっくり(爆)。以前の記事にも加筆しましたが、STCの4274BとCV717(5R4GY)、これは見た目ではロゴ以外全く同じにしか見えないモノの存在を確認しました。色んなロットがあるんでしょう。英国製の5U4G系も出てきたので、いずれ4本で纏めて試聴しようと思います。過去記事検索で比較試聴記事を読んでくださっている方が意外といらっしゃるので、あまり資料がないSTCに関しては皆さん調べるのでしょうね。またCV717も良い音の管で、且つ4274の方が高いので調べられるのは無理ないと思います。英国管はSTCあり、関係が深い(同じ会社??)ITTあり、ムラードあり、関係があるっぽいヴァルヴエレクトリックあり、加えてOEMもあると思われるので業者でないとわからないでしょうね。
真空管はしっかり出所を踏まえて購入されるか、オクで入手される場合は自己責任で、ですかね。
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by kennoy-mini | 2015-10-05 01:42 | ken球王国。 | Comments(2)  

NOS球は「クセ球」!?

野球の話ではありません、真空管の話。

「NOS(ニュー・オールドストック)球は良い音がする」、とされていますが、これは半分合っています。ただ使い方や組み合わせを誤ると標準仕様の球以下の音になる可能性もありますね。メーカーが最初からNOS球を装備しているものは、その球はある程度のニュートラル性がるといえるでしょう。それでもやはりNOS球の「クセ」というのは、比較的クセの少ない中国やロシア現行球に較べれば遥かにあります。うちのSV-310は2FE(ファイナルエディション)完成品で、更に422でお願いしたため(あの頃はまだ市場に本数ありましたねぇ)この422の音がすっかりリファレンスになっています。他の全ての管とも広がりが違うので、それだけ422にクセがあるという事です。

球の噂って、口コミもですがネットでも耳にしますよね!?お店の場合もあるし、仲間内の場合も。相手の音を一度でも聴いた事があると(ああ、こういう音を出している方がこの球を・・・)となり、この場合取捨選択が楽です。問題は自分から(このメーカーの球なら、自分の欲しいこの管でもきっと良い音がするに違いない・・・)のケース。これが当たる確率が・・・意外と悪い(爆)。しかもOEM球や場合によってはリプリント、所謂「ニセ球」もあるのだから性質が悪い。
自分の少ない経験値からいうと、本当に音の良い管(クセの少ない管)というのは既に市場や噂にほぼ出尽くしているかな、と思います。少なくても「埋もれている」という事はないと思います。
また、球を替えて「よかった!」という人達(自分!)は、アンプやSPを切り替えていたり聴くソースが偏っている事が多いです。なのでオールマイティな標準球より少々クセがあるNOS球に踏み込んで冒険し、よりソースに合った音にしていくわけです。それはピッチャーでいうと「球種を絞り、より極めていくこと」に似ている気がします。うちなんてほぼクラシック一本槍なので・・・球種はいくつだろう??

いろんなソースをカバーしたり、一つのSPにいろんな要素を求めるならば、標準球は侮れないどころかそれがベストの場合の方が多いかも。ここが「球選び」の難しく、奥の深いところですね。
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by kennoy-mini | 2012-04-03 21:38 | ken球王国。 | Comments(6)  

「ken球王国」整流管集中試聴特集。

さて・・・誰も待っていないであろう、実験を(笑)。6732SEプリ(こばちゃん自作プリ、SV-3の回路がベース)の整流管選び兼整流管テストです。使う予定ではない球も、この際テストしてみました。
試聴はスピーカーがオートグラフ・ミニ、パワーアンプはSV-91B(300Bはプライム5ナス、整流管はシルバニアJAN)挿し替えるプリ部が勿論こばちゃんプリ(出力管:6SN7系、今回はECC32とGE 6SN7GTBを使用)、DACはSV-192S、CDPはTL3Nです。外部クロックは無し。

試聴はこの2枚から抜粋(飛ばしながら。全部聴いていたら身体がもたん・・・)
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主に動物の謝肉祭を。ピアノの響き、弦の鳴り、コントラバスの響き、白鳥のチェロの響き方や音楽性の伝わり方等。たまにオーボエ四重奏や弦楽6重奏も聴いています。音に惹かれた管の試聴時間が長くなっているのは言うまでもありません。
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こちらはシェヘラザードの4曲目しか聴いていません。しかも全部の管では聴いていません。惹かれた管では必ず聴いていると思います。弱音のざわめき、表現やソロVnの鳴り方、1曲目のテーマに戻ってきた時の感動が伝わるかどうか、が主なポイントです。


================注釈===============

・あくまでこばちゃんプリ、このシステムでの印象。
整流管固有の特徴と完全にイコールとは限りません(皆さんご承知ですよね)。
そこら辺、差し引いてお読み下さい。
・比較的入手容易から困難まで色々あります。決して煽るのが目的ではなく、
あくまで一緒にバーチャル試聴的感覚で(そうなんだ~へぇ!)みたいな
気軽な感覚でお読み下さい。
・こばちゃんさんの印象がとても的確だったので、一緒にアップします。
プリのヴォイシング時の印象をメールなどで頂いたもので、今回の試聴の感想ではありません。
言葉も簡潔にしてあります。申し訳ない!
・借り物も多数あり。特にRockyさまにはすぺしゃるサンクスです!!
・JAZZやボーカルは敢えて全く聴いていません
(あまりバランスに拘りがないから)。本当にクラシックのみなので、あしからず。
・当然、主観が入っています。特に普段のプリはSV-310で整流管はWE422Aなので、
その音がリファレンスとしてこびりついていますんで、そこも鑑みてお読み下さいませ。
・管の真贋は問わないで下さいませ。
・比較試聴なので、流石に差を感じようと意識して聴いています。
普段の聴き方とは全く違います。
・数日に亘って試聴、記録してます。
・中にはエージング不足の管もあります。またプリ自体もコンデンサ変更後60時間くらいかな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



◆CV575吊り(U52、5U4G同等管、よく知りませんが英国系!?
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(↓拾った画像。これと同じなのかな??)
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【ECC32での印象】ふくよか、エッジ甘くはないがやさしめ。色が多い。MullardGZ34より品格有り!?見た目がゆるキャラ(笑)。コントラバスよりチェロが豊かに歌うのが良い。
【GE6SN7での印象】すっきりしているが柔らかさがある。耳あたりがよく、問題なく毎日聴ける。品を感じる。一つのベスト中庸。




◆BRIMAR 5U4G吊り、マグネシウムゲッタ
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【ECC32での印象】英国管にしては音が締まっていて、少し近めの音。キレ味良い。コンバスがよく鳴る。vn.は締まり過ぎる印象。英国らしからぬ、どちらかというモニター系の音。クラシックではメリハリが有りすぎかもと思うほど。STCと違い、音量上げると少し音がきつい。
【GE6SN7での印象】英国管なのにGEの方がずっと相性よく感じる。余韻と艶がある。繊細感高い。ECC32で感じた音の近さが成りを潜めた。チェロも大変色っぽい(笑)。やはり音場感は高い。エージング不足の可能性高い。




◆RCA5U4G固定フック
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【ECC32での印象】キレを感じる。演奏が見えやすい。
【GE6SN7での印象】弦に耳がいく。ボウイングが分かりやすい。バランスよく纏まっている。色気は少ない。ちょとサラサラしてるかも。
【こばちゃん評】グッと腰低く。色彩感は後退、墨絵的な表現。これも中低域は出てるが5AR4よりは少ない。



◆ム印5AR4(GZ34)
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【ECC32での印象】ふくよか、エッジ深い。どちらの出力管でも良い音。チェロはGEもECC32も素晴らしい。ウォーム感高く、多分score様の好きな音(厚み)。奥行き表現も良い。SPに因っては音が分厚過ぎるかも。
【GE6SN7での印象】ふくよかで艶がある。チェロやビオラは最高。6SN7GTBだとSTCより好相性。見た目のバランスがSVー17kにも似てる(笑)。
【こばちゃん評】エネルギッシュ、少しきらびやか過ぎ?パステル画的。中低域も十分。



◆RCA5AR4
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【ECC32での印象】ふくよか、エッジ甘め、モニター系からもっとも離れた表現、でもボケてはいない…ある意味実演に近いかも。
【GE6SN7での印象】優しい音。熟睡出来そうな音(笑)。ホール2階後席の音的な表現。音楽性高い。



◆RCA5R4GY(吊りフック)
【ECC32での印象】バランス系。色もあり、聞き流しに最高(褒め言葉!)。音楽性豊か。ただ根っから明るい。毎日聴ける音としてベスト。エアー(音に空気)が多い。音源とは距離感とるタイプ。
【GE6SN7での印象】GE6SN7GTBの方が合っている。相性はRCA5U4G以上。大編成が特に良い。やはり音は明るい。過去のこの管の印象でベストマッチング。
【こばちゃん評】ム印5AR4がパステルだとすると少しグラデーションを落とした感じ、水彩画まではあっさりせず。中低域は5AR4と同等の力感有り。STCに近いがやや力強さが少ないか!?




◆STC4274B
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【ECC32での印象】オーディオを忘れやすい。刺激的な音しない。オケも得意分野。品格あり。玄人、大人の表現。ざわめきや抑え目の表現が素晴らしい。モニター系の音ではない。倍音が自然!?音量上げたくなる。表現アプローチがWE422と好対照で、422より紳士的。音がよく纏まっている。
【GE6SN7での印象】ECC32時より劇的ではないが、やはり良い音。高域が柔らかいので耳あたりが良い。ただ、やはりECC32で聴きたい。
【こばちゃん評】全域万遍なく出ておりWE管に共通する力感もあり表現力抜群。




◆STC5R4GY(CV717)
【ECC32での印象】良い管。4274より少しだけ軽め、薄いか。音楽性より出音の説得力で勝負。メリハリがある。逆にいうとメリハリを感じさせる分、4274と較べると、「オーディオを忘れさせる」までいま一歩。でも間違いなく素材として良い管。
【GE6SN7での印象】…最早よく判らない(笑)。ただ敢えて言うと4274とは高音の拡がり方がちょと違う気がする。5R4GYの方が高音に伸びを感じる反面、4274の方がオーディオらしからぬ拡がり方をする。うまく説明できん…



◆WE422A
【ECC32での印象】流石としかいいようがない(笑)。素晴らしい説得力。実体感高いのにモニター系過ぎない、音楽性が高い。ただ印象は多分に普段使っているSV310リファレンス管の影響がある(要は判官びいき)。自分には全く違和感なし。
【GE6SN7での印象】不満無し。この管特有の音場感がある(惚れてますね、笑)。リラックスして聴くより覚醒するタイプの音。多分うちの部屋やAutograph miniと相性が良いのだろう。それだけ固有の音や鳴りを持っていると言える。



◆WE274
【ECC32での印象】これも流石のバランス。音より音楽性が必ず上回っている。意外と癖は感じない。音がとてもよく繋がる(ある意味脚色かも)、こう聴くとこれ見よがし(の音)ではない。
【GE6SN7での印象】
とても活き活き、ただECC32時の方がより自分好みか。音明るい。音場感豊か。422より微かに優しい浸透力。音と音がやはり繋がりやすい。




◆ダリオGZ32
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【ECC32での印象】バランス型。嫌な音出さない。何故かピアノに耳がいく。明るい音。距離感が聞きやすい。深さは少ないが音楽性は感じる。これは有りかも。
【GE6SN7での印象】響き多め、抜けを感じる。透明感高い。常用管向き。
【こばちゃん評】水彩画、全域クリアで透明感、改造前の音に近似。



◆シルバニア5Z3JAN吊りフック(変換アダプター使用)
【ECC32での印象】明瞭。エッジが立つが痛くない。シャープ、クール系。高音がキラキラしてる印象。
【GE6SN7での印象】シルバニアグリーンリーフよりほんの少し引き締まった音。音色は同じだがバランスが僅かに違う印象。結果的に少しクール目に聴こえる。



◆シルバニア5Z3グリーンリーフ吊りフック
(変換アダプター使用)
【ECC32での印象】なかなか低重心。低域ふくよか。音に厚み。下倍音がよく出る。少音量でも聞かせる。聞きやすい。子音が柔らかい。ド迫力感も少し穏やか。
【GE6SN7での印象】音に厚みがある。落ち着いた音調。エッジがぼけるのではなく音の厚みでやさしくなる。チェロも切なげで良い。高音が柔らかく、アナログ的な表現。



◆RCA280(ナス)(アダプター使用)
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【ECC32での印象】極めて細い筆、タッチ繊細。見た目は変換ソケット付きだから不恰好(笑)。でも音は有り。打楽器はおとなしい。敢えて言うとピアノの実体感ちょと低いか。チェロは良い。
【GE6SN7での印象】参考程度に聴いてみたが、RCAは総じて明るい音。ただSVー310時に感じたナロウ感はこばちゃんプリではあんまり感じない。マッチングの差なのか…。低域はすっきりめ。やはり「筆の毛が繊細で細い」印象。



◆セトロン5R4WGB
【ECC32での印象】メリハリ高い。較べなければ(これで充分)と思わせるまとまりがある。個人的にはパワーアンプ向きか。音楽性より良い仕事的な音かも。かなりの実体感。精神性があまり出ないのが残念(笑)。
【GE6SN7での印象】しゃっきり系。「良い仕事をする」系の音。音量上げ過ぎると硬く感じる。明るい。色気はないが艶はある。



◆NEC5R4GY
【ECC32での印象】特に高音のヌケが良い。明瞭、明るめの音。音量上げてもうるさくない。音場感もとてもよい。低域は緩くないが締まり過ぎてもいない。音楽性も高い。



◆RTC5R4GYS
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【ECC32での印象】独特の余韻が感じられる。コンサートの雰囲気を巧く表現。中高域に色気がある。でもうるさくない。あまり知らない音。マイカの固定も金属なのでそれが関係しているのかなぁ・・・。品位がある。



◆㋰ラードGZ37
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【ECC32での印象】意外と高評価!SV-310で感じたナロウ感があまりない。メリハリあるが聴き易い。同じ傍熱管だからか、422に通じるものを感じる。小音量での充実度が高い。同じ㋰ラードでもGZ34のような音の厚みはない。


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ああ、疲れた・・・(笑)。面白かったでしょうか??今回の記録は自分用ですが、何かの形で参考になれば幸いです。
くれぐれも真似しないでね・・・て、しないか(笑)。
因みにまだ全く結論は出ていません。方向性もまだ。まずは一度3、4本くらいに絞ろうと思います。月変わりでもいいし(笑)。
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by kennoy-mini | 2012-03-30 00:09 | ken球王国。 | Comments(14)  

STC 5R4GYとSTC 4274B(2012,2015加筆)。

~~~~~~~~~~~(以前の記事を注釈加筆しています)~~~~~~~~~~

~ある方がSTCの5R4GYを貸して下さいました。ありがとうございます!一度聴いてみたかったのでありがたく聴かせて頂きます。自分の虎の子のSTC4274Bと比較検証してみようと思います。よくこの2本は「同じではないか説」があります。
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↑右がSTC4274Bで左がSTC 5R4GYです。4274Bの方がマイカの上の棒が長いですね。また、フィラメントを吊っているバネ棒みたいのが4274Bはほぼマイカにくっついていますが5R4GYは少し下にあります、見にくいですが。
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↑5R4GYは、中央のステーに斜めにステーがかかっているのがお分かりでしょうか。
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↑4274Bは斜めステーがありませんね。
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↑STC 5R4GYは丸のゲッターリング。
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↑大変見にくいですがSTC4274Bは四角に近いゲッターリング。
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↑別角度から。分かりますかね?
その他のプレート、マイカを上から見た形はほぼ同じ。これだけ見較べると…やはり同じ管ではないですね。
(2015 10月加筆、これは全て同じ仕様ではないことを加筆します、斜めステーと丸ゲッターリングの4274がうちにもありました)

^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
肝心の音の違いですが(SV-310に挿してみた)…勿論違いますが、確かに似てもいます。これはSPによっては同じに聴こえる場合もあるかも。ただ同じではないのは確か。まだSTC 5R4GYは新品同様っぽいのでなんとも評価しづらいですが、4274Bの方が音が「濡れている感じ」がします。音が濃いというか。5R4GYの方がすっきり気味。多分大型SPで聴き較べると違いが顕著に表れると思います。
正直、価格差を考えると5R4GYはお得ですが、4274Bでないと出ない音を持っているのも確かなので…これは楽器の世界と一緒だ(笑)。
両方とも美音、綺麗な音でふくよか。音の近さでいったら5R4GYの方が近く聴こえるかも。どちらも良い球です。ピントを求めるなら5R4GY、濃さを求めるなら4274Bかな。

…なんとなくですが、4274Bは斜めのステーが無い分少し響きが多いのかな、と思いました。球自体も振動しますし振動の影響を受けますもんね。

~~~~~~~~ここから注釈追加~~~~~~~~~~~~~~~
~とここまでは以前の記事ですが、STC4274Bもいろんな仕様があるらしく、このステーの違いが(見分けの)ポイントとはいえないようです。
よく考えたら㋰ラードなども初期、中期、後期で仕様が違ったりするし。
というわけでこの記事は真贋を問う記事ではないことを書いておきます。

この場合性質が悪いのは・・・STC5R4GYもなかなか良い管なんですよね(笑)。
特にプリに使用したときは定位感が良く、かなり聞き分けは(積極的に聴かないと)気になりません。

ただ、うちだと91Bでの使用下では、4274と5R4GYは結構差が出ていると思います。
漠然とした印象ですが響きが多く、尚且つ演奏に凄味が増します。いつぞやSCORE教授が仰っていた「274B系は厳しさがある」という話は頷けます(GD274Bは別ね!)

~~~~~~~~~~~2015 10月加筆~~~~~~~~~~~~~~~
先日から部屋の整理をしていて真空管も色々出てきたりしているのですが、英国管の整流管が4本揃ったので近いうちに再試聴しようとおもいます。その中にSTC 4274が2本あるのですがそれぞれ仕様が異なり、しかもそのうちの1本がSTC 5R4GY(CV717)とゲッターリング、ステー共に全く同じ。これでは素人が(実は同じなのでは??)と思うのも無理ないかも、と思いました。加筆前も書きましたがCV717も良い音の管なんです(その証拠に最近高騰していますね)。良い音の整流管は早めにGETが鉄則!!
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by kennoy-mini | 2012-03-27 00:41 | ken球王国。 | Comments(14)  

謎体験??→解決。

本当はSCORE邸訪問第2弾を書くつもりだったのですが、ちょっと不思議な体験をしたので。

こないだ強盗もとい、ギャングエラー退治の話は書いたのでご存知だとは思います。
アルプスのRK272連Aカーブの10Kオームを取り付けたのですが・・・
念の為大橋さんに報告をしたら、

「10kだとギリギリかな・・・という部分が(標準は20k。)ギャングエラー的には高いVOLで受けた方が有利~(細かく刻むのと大きく刻むのではどちらが誤差がでやすいか)~私どもでは音質的見地で20Kで決めたわけですが、電気的には20k以上であれば問題ない~プレイヤーのなかには一部出力インピーダンスの高い機器もあるので、安全をみると高くしておく方が無難~」との返答が。

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なるほど・・・と思い、早速こばちゃんさんから頂いたVOLに交換を試みました。
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へったくそ~。からげられなかったし・・・
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まずはアルプスRK27の100kオーム。こばちゃんさんのお古です。

なんとか頑張って(最近半田つけは億劫・・・)繋いだところ・・・あれ!?
再び強盗出現!!そして軽い「ジー」ノイズ(VOL最大で止まる)。あちゃ~。
半田づけが悪かったのかもしれませんが。
ともかくギャングはダメなので取り外し。こばちゃんさん、悪くおもわないでね。

次はカナダPEC製の100kのボリューム。これは(取り付けて気づいたのですが)シャフトが太く、
標準のツマミが使えなくなります。
今度はギャングも退散、でもやっぱりジーノイズ(328管と整流管の間に手を挟むと収まる)。
そして音がちょっと色がついていて(ビンテージ的??これはこれでいいかも)、ちょっとメインシステムには合わない気がしたので・・・最後のRK27の50kを試すのが面倒になり・・・
(というよりノイズが恐怖だったので10kに戻したら・・・)

やっぱりノイズ治まります。そして10kが一番音が解れて厚みを感じる。
(SPに拠ると思います。100kに替えたSCOREさんちでは全く気にならないですから
↑勘違いでした。訂正。SCOREさんは20kの別のに替えたそうです。

なぜですかね~?不思議。
大橋さんの「私どもでは音質的見地で20Kで決めたわけですが」と関係あるのかな。
今度聞いてみようと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~という訳で、10kオームに戻してしまったんですよ。一体なんなんだ~(雄たけび)!!
10kで困る機器が出てきたら、改めて検討しようと思います。


^~~~~~~~~~~~その後~~~~~~~~~~~~~~
大橋さんと再びお話を伺ったら(要約しました)・・・

「入力インピーダンスは高いほうがベターで10kより20k、20kより100kの方が負荷に対しドライブしやすくなる。つまり下がれば下がるほど前置機器から見て重い負荷となる。ただ音質に関してはこれとは別で、必ずしも高い方がベターとはいいきれない。なので音質的にSV-310は20kを選んだ経緯が。一部DVDプレーヤーやSACDプレーヤーには10k程度のものがある。原則的に前置機器の出力インピーダンスの20倍以上の入力インピーダンスで受けるべきとされているので、一般的機器の出力インピーダンス600Ωを標準だとすると20倍は12kという意味でギリギリ。VOL位置でも変わる。という理由で20k以上がお薦め。
ただ特に音質に問題がなければこのままでも問題はなし~」

との答えが。

という訳で・・・面倒くさがりの自分は当分10kかな(笑)。ノイズもなく、音も良い。
少し配線も熱で被覆が溶けかかっているし。
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by kennoy-mini | 2012-03-13 23:05 | ken球王国。 | Comments(6)  

こーばちゃんぷり~(食べられません)。

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こばちゃんさん製作のプリアンプ。6SN7系と、整流管は5690という超マイナー貴重管。もとは5692を念頭に設計したそうです。回路はSV−3からトーン調整を外して定数を変えたそうです。実はこのアンプに一目惚れし、オーダーを出しています。

音はですが・・・まずとても音色が良い。嫌な音、刺激的な音は一切出しません。特に高音の広がり、音色が最高。中低域が後ちょっとだけ、ほんのちょいだけ鳴りを欲張りたくなります。でも音色は自分がこのアンプに求めている理想に近いです。SV−3ならトーンコントロールを少し回せば解決ですが。ただ、GEの管で鳴らしたときの低域は充分でした。そしてこのアンプ、まだまだかなり潜在性能があります。それに何より6SN7系が挿せるのが楽しいですね、挿し替え放題(笑)。

こばちゃんさんにはちょっと希望を伝え、また整流管を5AR4系を使えるようにして頂こうと考えています。整流管替えただけでも変わりますからねぇ。楽しみです!!

それにしてもこばちゃんさんにもお世話になりっぱなしだ・・・



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3/11で被害にあった全ての方へ、哀悼の意を申し上げます。
これからも「祈り」の気持ちを持って音楽に接していきたいと思います。
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by kennoy-mini | 2012-03-11 03:00 | ken球王国。 | Comments(10)  

久々のSCORE教授宅訪問(その1)。

SCORE教授宅にお邪魔しました。

沢山ネタがあるのですが、まずはここからいきましょうか。
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まず、ランドセル。試聴会以外では初めて聴きます。ユニットはLM755A。
正直、まだまだ解れる、発展途上でしたが潜在性能充分でした!特にモノラル録音やボーカル系の説得力は素晴らしいものがありました。やはり最初はキツメの音だったようです。まだ3ヶ月。SCORE教授のことですからばっちり手なずける事でしょう。
それにしても美しい箱・・・やっぱり欲しいなぁ。

そしてこちら。
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さて、なんでしょうね・・・

そう、こないだのクイズ(?)正解は・・・こちら!
中古ですが(中古じゃないと無理!)
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実はこの球の評価が少々難しかったのでSCORE教授にお手伝いいただきました。ランドセルを直前まで鳴らしていたナス300B(501SE)からのチェンジ。

なるほどね~、ここだと良く分かる(笑)。まさにふっくら、よく響き、まろやか。
教授は「音に色がついたね」。

ううむ、大人の表現だ(爆)音に厚みがあります。
WEのエッジ、情念のような表現アプローチではなく、寧ろエッジを包み込み
一歩距離を置いて芳醇に鳴らすタイプです。
ここは好みでしょうね。
教授はいたくお気に入り・・・取られかねない勢いでした(笑)。


他の話題もオールWEのSV-86でのオートグラフ、SV-310をWE337Aで音出し、
最近精力的なこばちゃんさんの自作プリの話題etc・・・色々控えております。
勿論SCORE教授のブログでもいずれ報告もあると思うのでお忘れなく。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰宅後、自分のメインシステム(オートグラフ・ミニをSV-91Bで)を
おそるおそる聴いてみましたが・・・
良かった!!本家オートグラフの後でもがっかりしないぞ(笑)!!!
ここまでもっていくのは大変でした・・・(泣)長かった・・・

勿論本家のあの厚みはでないですが、代わりのものはなんとかある気がします。
今度、SCORE教授やこばちゃんさんに返り討ちにしてもらおう(笑)!
91Bは300Bがナス、整流管はSTC4274Bで固定化しつつあります。
多分ナスとSTCで音(響き)の厚みを出し、箱の小ささを補っているんだと思います。

この音が91Bで出るなら、安心して501SEを3LZ専門アンプに出来る!!
いよいよ2edシステムに手をつける時が・・・これが嬉しいっす。


そして・・・ついにうちにも「強盗」ギャングが!
必ず10時にやって来ます(笑)!そして11時すぎには去っていきます(爆)
今度替えないと・・・

クリック無しは必須なのでRK27を買って様子見しようと思います。


~~~~~~~~~~~追伸~~~~~~~~~~~
強盗は無事去りました!この音(鳴り)を聴く限り・・・そうとう前から居た気がします(笑)。
もう今の音は最高!なんでも来い!状態です!!

このまま保存しておきたい・・・SPスタンドよ、動かないでくれ・・・!!!!
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by kennoy-mini | 2012-03-10 00:52 | ken球王国。 | Comments(16)  

ラージとスモール(メッシュ??)。

http://blogs.yahoo.co.jp/tk20041949cow/MYBLOG/yblog.html

↑K林さん改めこばちゃんさんから(最近ブログ始められました!上記アドレスな筈)
WE328Aを「スーパー良心的価格」で譲って頂きました(本当に感謝!!)
去年不注意で1本割ってしまって落ち込んでいた自分を見かねてのご好意。
こばちゃんさんには頭が上がりません。あ、皆さんにもですが。
音楽家にとってのパトロンのような方です。
そして真空管デビュー5年あまりで自作まで。

ここで記事にすることで少しでも恩返しになれば・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そしてその管が昨日届いたのですが・・・こいつなんとスモールパンチ(注:あれ段々メッシュにみえてきた!一応スモールとしておきますが・・・)
スモールがうちに来るなんて・・・なんて勿体無い(笑)!

で・・・動作確認がてら(もしかしてスモールパンチとラージパンチで音違うの??)を検証してみようかと。
うちには337のスモールはありますがラージは持っていないので音の違いは較べられません。

まずは元のラージパンチ。確か70年代だと思います。
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んで、こちらがスモールパンチ。
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(え、これってメッシュにみえない??)と思ったそこのアナタ(自分デス)!
これはメッシュだそうです↓
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これはスモールかしら・・・?
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同じようにも見えるし・・・よくわからん。

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早速試聴に。音だけの違いを聴きたかったので、この2枚。この2枚で充分です。
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(最近まで絶版や入手困難CDはなるべく避けてきましたが・・・面倒なので開き直りました、笑)
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ミョンフン/バスチーユオペラ管の「シェへラザード」とペレーニ・シフ・塩川さんのモーツァルトのトリオ。
シェへラザードは比較的清潔な演奏ですが録音状態が良く、ひたすら綺麗な音。
グラモフォン437 818-2
(ミョンフン/バスチーユオペラ管のペアは幻想交響曲もお薦めです)

ピアノトリオは楽器の時代考証が揃っているCDなので(CDには「モーツァルト自身の楽器による三重奏、Vnは作者不詳だがミッテンヴァルトの楽器、VCはセバスチャン・クロッツというビンテージドイツ群)。
WPCS-4904

余談ですがマティアス・クロッツの楽器は当時はストラド以上の評価とされていたそうです。ただ板の隆起が激しいので音はとても良いが大きいホールで飛びにくい・・・とストラドやガルネリの設計パターンに変わっていった、と言われています(うろ覚え、誰か正確な情報あったら補完歓迎!)
ペレーニがほぼノンビブラートで弾くクロッツの音の広がりがなんとも魅力的で、聴いている人の8割は「ビブラートなしでこんなに音に広がりが!」と思わされるであろうCDです。
ビブラートって、ある幅以上から「エゴ、自己主張、超主観」になりやすいんですよね。音程でなく響きをコントロールするのが理想的なビブラートかと。ただ「ノンビブラート奏法」という言葉も好きではありません。かけちゃいけない、というもんでもなく「音が広がらない、響きが変わらない」なら正直かけた方がいいです。そもそも全くかけちゃいけないシーンはごく一部の表現かと。・・・なーんて毒吐いてミタリシテ(笑)


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あ。そうそう。試聴でした(笑)。これが・・・結論をいうと「音、違います」・・・
まず高域の繋がりとバランスが変わり、STのdBの見直しを迫られました。真ん中→一番弱い設定に。喩えるならば・・・弦のtutti感が増加し、「シェヘラザード」のシンバルの「ツァァ~ン」が「ツヅヅァァ~ン」みたいな(なんだそれ、笑)。広がりと伸びが思った以上に変化しましたね。不思議。

でもスモール、ラージの違いでなく管の年代の違いだと正直思います。割ってしまった70年代とスペア中古の60年代もやっぱり音の印象、違いましたから。ましてや今回の328は3桁なんで、50年代だか40年代。「管球王国」でWE300Bの年代違いの記事に(え~本当?)と思いながらも半分納得しているそこのアナタ様(笑)なら充分頷いていただける話だと思います。

あ~恐い恐い。泥沼の片鱗を垣間見ました。ここで止めますよ、自分は。そもそもラージでもほぼ不満なかったし。そして本当ならラージの60年代との一騎打ちをするのがマニアだと思いますが・・・こないだ差し替え中に割ってしまい相当トラウマになっているので実験終了・・・

要は年代で音少し違うんですよ。スモール、ラージはシールドの違い、固体差状態差の方がはるかに大きいです、以上!実験完了!!
(スモールとラージの違いを煽った記事にみえますが寧ろ逆です。無駄な出費は避けましょう。ただ若い年代の方が元気があり、古い方がしっとりじんわり系ですね、多分)

・・・というわけでSV-310FE(WE328A)のリファレンス管が入れ替わりました(笑)。
暫くスモールにしてみます。うちはブックシェルフタイプだからプリ側で厚みの演出感がどうしても必要。

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寝る前は専ら自室のシステム。最近はナットキング・コールを聴くのにハマっています。
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親子デュオの方も買わないと・・・



P,S,うちでは無理ですがプリで337と310の違いも体験してみたいですね。
これは歴然と違うのでは、と確信しています。ねぇ、みとこ先生!
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by kennoy-mini | 2012-03-07 02:44 | ken球王国。 | Comments(10)  

どうやら自分はムラード派。

ここ半年、いくつかのアンプでTFKとムラードをテストしましたが・・・どうやら自分はTFKよりムラード派のようです。
そしてアンプの出力管は中国でもよい、整流管もべらぼうに良くなくてもよい(勿論良いに越したことはない)・・・だけど前段は良質な球を使うと圧倒的によい・・・と再認識しました。NOS球という言葉自体はあまり好きではありませんが確かに良いのは昔の球な場合が多い。

皆さんご存知の通り、確かに300Bという規格球やムラード球は演出感が多いです。オーディオで「音としての実体感」を追うと、これは邪魔です。自分は「オーディオでは音自体より現場の雰囲気、当時の時代の雰囲気、音の後ろにあるもの」を感じたいので、この点で300Bやムラード球の厚みは大いなる助けとなります。何よりクラシックの弦に合います。前段をマッチしたものは音自体が美しかったり、香りのようなもの(音に、デスヨ)がありますね。問題はノイズとか不良に当たらないか、です。そこは信頼できるお店から買えるかですね。


管を替えて音が変わるのはオーディオとして邪道でしょうか。確かにそうかもしれません。ただ半導体より替えやすいから皆割と気軽に替えるわけで、拘る人は半導体アンプでもコンデンサやチップに拘ったり替えますよね。ニンゲンだと服を替えたり、例えば同じ形式の服でも色や素材違いをつい揃えたりしますよね。え、しない??しないかぁ・・・(笑)。
整流管の違いは服の素材違いに近い気がします。ウール、フランネル、タオル生地、カシミア、パシュミナ、コーデュロイetc・・・何がいいたいかというと、「本人は分かる人は分かる、分からない人もいる、形が同じだったらあまり気にしない人はどうでもよいところ」。
前段はそれに対してシルエットだったりボタンの形状だったり襟や裾だけ違う生地があてがっていたり、という雰囲気やアクセントの違いにも近い・・・かな(汗)


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今月の仕事場で、腰の手術をしたばかりの人がいました。ちょっと話を聞いたところ・・・


・ヘルニアになっても絶対手術の必要性がある人は20人に一人位の割合
・腰を使ってあるかない、腰と足を分離させて歩く(リハビリの意味でも)

~と教わりました。とすると・・・自分の椎間板ヘルニアも(まだ)手術が必要なレヴェルではないのかな、と思いました。
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by kennoy-mini | 2012-03-02 01:15 | ken球王国。 | Comments(8)  

ストック球。

真空管アンプファンになると…当然貯まっていくのが真空管…持っているにも拘らず気になる奴はつい集めてしまうのが悲しい性…。
その中で使ってみたい球が、6SN7系。5692中古があったのでだいぶ前に買ってはみたが…アンプがない(笑)。後は274B(5U4G)系の整流管…これはストックが沢山あります(爆)。SV-91BⅡとSV-310用に確保はしたものの、出番が…今はWE422が鉄板で、なかなか替える気がおきない。可哀想な5U4G達…。
ところがこの2つを一度に使うアンプがなかなかありません。というより最近は整流管整流のアンプが少ない。どこかに製作依頼でもしたいところですがそれもお金かかるし…6SN7は4本使いでもいいのですが。出力管はなんでもいいけど…あまり高くなくて入手容易なWE管だったら最高なんですけどね(笑)。
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by kennoy-mini | 2012-01-28 23:07 | ken球王国。 | Comments(4)