久し振りのオーディオのお客様。
先日「真空管アンプ愛好家兼自作アンプビルダー」のこばちゃんさん
(以下こばちゃん。以前から大変お世話になっております)が我が家にいらっしゃいました。
試聴部屋写真は・・・自主規制(笑)。
それでもほぼ徹夜で部屋の準備しました。
暫く完全にレッスン部屋兼楽器調整実験工房化しておりオーディオの機能は
休止、解体状態だったので慌てて再レイアウト。
ラインナップは今回は1つ。
SP/オートグラフミニ→パワーアンプ/SV-91B→プリアンプ/SV-310(整流管は422)→
DAC/SV-192S(MC-3でクロック同期)→CDP/CEC TL3N
・・・の模範的ラインナップ(笑)。とても気に入っており、演奏家に近い距離感を感じる事ができる音かと思います。恐らくかなり締まった表現ですが、自分にはある意味自然でもあります。
しかし相変わらず手ごわいウチのスピーカー、オートグラフミニ。最初は背面壁から76cmくらい離してのセットだったのですが「うん、まずまずだな」→「うーん・・・こんなもんだたかな・・・」「高域がこんなにきつかったかな」「なんか音、薄いな・・・」で・・・結局91cm近く離すことに。最後はもう時間切れ、(ええい、これでいいや!!)と開き直ってなんとかスピーカー位置と内振りを決定。楽器を部屋から追い出し、モノをとにかく端に寄せ(爆)試聴場所を確保。スピーカー真横の反射はウチの部屋の大事な肝なのでレッスン姿見鏡も撤去、フェルト等で仮の反射処理。SV-192SとMC-3は以前soundbox師匠、score教授、みとこ先生が我が家にいらした後に入ったので、現在のラインナップでのオフ会は実はこばちゃんが初めて。怖さ半分、期待半分です。
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そんなドタバタがあったとは多分知らず、こばちゃん到着。
うちの音は恐らく想像ついてたと思いますが、楽しんでくださったようで安心しました。
その後は楽しくアンプ繋ぎ替えタイム(笑)。
なんせ名ビルダー、勿論自作アンプ持参です!
PX25球のシングルアンプ。
球もヴィンテージ球ですがトランスもヴィンテージ。
これはメーカーではできない自作の特権。
凄く触り心地のある音でとにかく良い音でした。
締まった音のSV-91Bとは好対照で、両方あったらさぞ良いでしょう(笑)。
その後は依頼していたプリアンプの修理。
リビングの音質アップ兼余剰球使用のために12AU7を使う
プリアンプを夏に格安で製作依頼していて、
一度動かしていたのですがその後電源が入らない状態だったので
今回点検。結局ヒューズが飛んだだけというのが分かり、
点検がてら試聴。
もう一台のこばちゃんプリ1も参戦(今回の写真ではありません)。
ECC32プリ(6SN7)です
こばちゃんプリ1は球のこともありウォームで厚みのある音、こばちゃんプリ2はより抜けの良い音で清涼感のある音の傾向。プリの違いはねいろを大きく変えますね。
そしてレンタル中のVT-52シングルアンプ。
今回はじめてオートグラフミニで鳴らしましたが、しっかりドライブしました!
このアンプはレンタル状態なのですが、何気に球は2ペアある・・・(爆)
大変魅力的なのでもう少しお借りさせてもらうように。
うーん、悩ましい(笑)。これもかなり良い音なんです。
そんなこんなであっという間に時間が経ち、こばちゃんとは再会を約束して解散となりました。
こばちゃんは奥様から現在専門部屋を賜り引越し真っ最中なはずですが、
明確な好みの音をお持ちなので、新オーディオ専門部屋でも素晴らしい音を構築なさるでしょう。
こばちゃん様、本当にありがとうございました。
次回はもう一つのシステムの部屋にも人が入れるようにしておきます(笑)。
またいらして下さいませ。