第九のI様の9月のマンスリー日記を読んでいて・・・
http://www.kit-ya.jp/etc/club/daiku-i/201109.html
(これは自分に対するメっセージであろうか!?)と勘違いしてしまったkennoy-mini です(笑)。
はい、TL3N+MC-3(あとSV-192S)は、計3箇所で聴いています。
ここの常連さん、soundboxさんscoreさん、そしてみとこ先生宅ですね。
昨日のK林さんもお持ちでした。
scoreさん宅にはもう4、5回はお邪魔しているのでこの「ホップステップジャンプセット」の効果は
よく承知しているつもりです。音が解れ、滲まない。そして特に音場感がよく出ます。
特に普通のオーディオでは出にくい奥行きと天井感が素晴らしいと思います。
みなさんアンプは替えられてもこの3点セットは不動。
なんの疑いも持っていないところにこの3点セットのマッチングの良さと素性の良さがあると思います。
そのうち必ず・・・
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しかし難しいのは、例えば、
「現在の音の状態でも満足しているのにこれらを入れる必要があるのか?」
そもそも「オーディオをそんなに良い音にする必要があるのか?」という事。
時々頭をよぎります。大体こういう事を考える時はあまり自分の調子の悪い時なんですが(笑)。
例えばkit LS3/5AとSV-9Tの組み合わせでも充分良い音なんですよね。
(SV-9T SEにはJENSEN4つは入らないんですかね、soundbox様。笑)
後はTU-873とか、mini300MarkⅡとか(現在里帰り中)。
恐らく、そういう悩みが出てくるときはきっと「検事の耳」モードなんでしょう。
昨日SCOREさんの音、オートグラフ(モニターゴールド)でいろんなアンプを聴かせて頂いたり、
刻印WE300BでのSV-91Bを聴かせて頂いたりして
(特にSV-86Bが、オートグラフに対してニュートラルな音でよかった!!)、
そんな悩みは全く感じませんでした。寧ろ元気になった。
良い音はリラックス、脳のリフレッシュを与えてくれますね。
多分、自分にはどれか一つを選べ、と言われたときに「リラックスできる音、システム」が
最低限必要なんだと思います。メインシステムはなるべく
「演奏の全て、特に気配を感じたい。インスピレーションを得たい」ので、その性格上
(今日は聴きたくないな・・・)と思う日もあります。
脳が覚醒しすぎてしまうので。そういうときにリラックスできる、包まれるタイプの音が必要みたいです。
自室のオーディオは、そういう音に仕上げようと思います。
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コンデンサや管も、そんな観点で選ぶ必要があると思います。
実体感をとるか、イリュージョン重視か、包まれ感重視か。
後は(満足している時に敢えて手を加えるか)ですが、これは気が向いた時、ちょっと変化が欲しくなった時
でよいと思います。
今回のSV-310のコンデンサ交換も、実は暫く替えない気でした。
プリには特にこれ以上要求(不満)は無かったので。
丁度オーディオ全体に少し行き詰まり、少々変化が欲しくなったところでscoreさんの音を聴き、なんとなく腰が上がりました。
本家オートグラフの音は、オートグラフミニには勿論出せません。
でもオートグラフを聴いた後に残る「コンサートに行った後」感みたいのがもう少しうちでも出せたらな・・・と思い、そのアプローチの一つとしてコンデンサを替えてみました。
結果、良い方向にでましたが、あくまで数ある選択肢の一つです。
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そうそう、現在リセッティング中ですが、やはりアンプもグラウンディング大事です。
プリとDACは特に効果大。パワーも効果ありました。
特に音場感を出したい、音を解したい、アンプ本来の力を発揮して欲しい時にインシュレータで浮かすのは大変有効です。うちでは必須。
ステンインシュレータ大は嫌なクセがなく、優秀ですねえ。
3セット買えば12個、SPで6つ、パワーとプリで3つづつの配分で使っています。
アンプはトランス側に2つ、反対側は1つ。
高いといえば高いのですが、意外と効果を考えると高くないんですよ。
アンプ本来の力を発揮してもらいたい方に、これはお奨めです。
黒檀半球もまずまず良いです。臨時のものや自室システムはこちらです。