ウィンズ合宿の後、高速で移動(楽しいツーリングでした)、soundbox様宅に。噂通りの素晴らしいおうち。
玄関を抜けると、すぐにリビング兼オーディオルームが。
オートグラフの1/1、デラ工房製です。
scoreさん、勝手知ったる我が家のように電源を入れます(笑)。scoreさんはこの家は2回目。早速サウンドチェック。「ううむ、やっぱええなぁ」(本当に言ってます)
soundbox様のオートグラフは「おお、聴きやすい!」大径SPの重さ、気難しさがありません。日頃ブックシェルフを使っている(ビンテージ大型SPをあまり知らない)自分には全く違和感のない響き。真正面だとブックシェルフをそのまま大きくした、理想的なバランスの音です。
この天井の高さがsoundbox様の最大の武器。
SP正面側。レコード棚になっていて、反射をうまくいなしています。このレコード棚傍の音が一番気に入りました。
このオートグラフ、アナログが特に凄い!オルガンが本当に鳴っているようでした。
再生環境はここに集約。SV-310が核となっています。
そして有名なバルコニー(笑)。確かにここで聴くと絶品。部屋の響きが回り回ってここを通っていきます。1階で聴くと大型なのに比較的モダンな反応のよい音が、ここで聞くとビンテージ色がでます。
「ほんとうにすっきやなぁ、ここ」
オーディオ好きにはオートグラフは形は知っているので、個人的にはこちらの方に目が・・・(soundbox様ゴメンナサイ)ALTEC604E平面バッフル、かなり分厚いバッフルです。
裏はこんな感じ。へぇー。
その音は・・・なるほど!SV-91Bでならしているせいか、比較的近い音。そしてなんでも鳴らしてしまうオールマイティさ。これはいいですね。
ここの音は、どれもすぐに耳が馴れます。今までで一番違和感がありませんでした。ビンテージらしさは自分には時として邪魔な印象を受けることがあるのですが、soudbox様はそこを巧くコントロールされています。
soundbox様はオーディオのベテランですが、耳(とこだわり)も筋金入り。経験に裏打ちされた引き出しが凄いです。
また、物量も確かに凄いのですがどれも完全にコントロールされており、ソースより大きい顔をしていないのが流石。「TANNOY様、ALTEC様、WE管様」的な感じがありません。あのビンテージショップのような「一見さんお断り」な雰囲気がないんです。また行きたいなあ。
そしてひとしきりだべったり戯れた後、リクエストのあった「みとこプリ」を繋ぐのですが・・・(続く)