(師匠のタイプは多分初期型、赤いLEDです)
友人宅で、TU-873の差し替え集中試聴をしました。300BはPrime 300B ver.4とPrime 300B ver.5(ナス300B)、そしてキット付属の6SN7GTとTUNGーSOL 6SN7GTB。うちには6SN7を使うアンプはありません。比較試聴をしたいのと、「真空管の師匠」にSV-2(2007)購入記念、その他お世話になっているお礼にプレゼントをするため、秋葉原に行った時に購入しました。
差し替えをした理由は色々ありますが友人の「中国管コンプレックス」を払拭してほしいというのが一番の目的。勿論程度の良いWE300Bが買えれば一番ですし、WEの良さは・・・自分自身がよっく分かっているがじゃ(笑)。WEの良さは重々承知、でもWEでなければ音楽が楽しめないわけではない、中国管も立派な300Bだという事を体感してもらいたかったので。
まずは300Bから。自分の感想ですが「実体感の強いver4、倍音感の高いver,5」の印象は変わりませんでした。TU-873ならver,4かなぁ。
次はタングソル。第九のIさんもお薦めの管です。現行管ではベストとか。
うーん、なるほど。タングソルは音が集まる、密度がありますね。また立体感がアップ。要は実体感がアップします。付属の中国管はメリハリ系。悪くはありません、が、聞き比べると・・・戻れない(笑)。友人も同じ様な感想でした。300Bはどちらも有りですが、6SN7はタングソルで決まり!値段もペア5~6千円あたりと手ごろですし。
今回の試聴でも「出力管以上に前段が音楽の質、気配に重要な影響を与える」という印象は変わりませんでした。