この2ヶ月、まともに自宅のオーディオを聴いていませんでした。単純に東京にいなかった、聴く暇がなかったためです。9月頭は時間があるのでいろいろ整理、見直しをします。
先ほど久し振りにオートグラフミニ(SV-91B、SV-310)の音を聴きました。暫く眠っていたにも拘らず、良い音で鳴っています。久々なので何の管を使っているかを後から確認する状態ですが、逆に先入観がとれてたまには良いです。今年に入ってからのセッティング変更では、TAOCスタンドと御影石の間のグラウンディングをスパイクから黒檀ブロックに変更した事、これが何より大きいです。これがどんぴしゃでハマり、管は逆になんでも良い・・・と事はありませんが大仰に言うとそんなくらい。前より床が振動しているのですが、倍音の出方がとても現実と近いのです。これにより、ちょっとした変更に対する神経質さが随分とれた気がします。
この2ヶ月の演奏活動で自分の音の好み、演奏の好み、内面の欲求が随分変わったり見えてきました。オーディオからも得たものは大きく、また今後のオーディオにも新たに反映されるでしょう。
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毎年、この時期になると(夏から秋にかけて)自分は【オーディオ脱線期】がやってきます。去年はALTECにドハマリしました。実は今は殆ど鳴らしていないのですが(リビングのTVに繋いであるmini825は別)、またちょっと普段と違う音を聴きたくなってきました。なんなんでしょう??
それがさっき分かった気がしました。なんとなく「音場、印象を聴きたくなるのかな」と思います。リアルな音、音像ではなく雰囲気、デフォルメされたもの、より印象や感性に直に訴えるものを欲しくなるようです。
ちょうど自室の模様替えを計画しているので、セカンドシステムを【音場重視】のセッティングにしてみようかな、と思います。多分SV-2(2007)で鳴らすシーメンスコアキシャルを聴いた影響もあると思います。
音楽も「雰囲気」ってとっても大事です。音より大事かも。