暫くエージング、エージング…

つい気軽な気持ちで買って挿し替えたテスラE83CCが大アタリで、mini300MK-Ⅱの音がかなり変わりました。おかげで春日プリ本体のエージング、5670W球のエージング、テスラE83CCのエージングと3つのエージングをせねばならなくなりました。よってプリの聞き比べなどはお預け。一応パワーアンプの入力VOLはまだ最大まで上げていません。ちょっとづつ上げてます。最終的な音が楽しみです。

近いうちにmini300にスベトラーナ300Bとナス300BSを挿してみようと思います。この実験はまだ試していませんでした。mini300は固定バイアスなので予めバイアスを最低にしてから徐々に上げないといけません。
どうも最近「実験」づいています(笑)。ネタとしては面白いですが、いいのかな…ま、いいか。でも意外と試聴はちゃんと音楽を聴けている気がします。

(左からGE JAN5670W、WE396A、TESLA E83CC.E83CCはKA-11SEには使えません!)
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春日プリの真空管ソケットはとてもタイトで、挿すのが大変です。でもソケットがゆるいとノイズやハムが出やすくなるそうですね。
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楽器の世界のエージング話も色々。その昔だと、完成した楽器を強制乾燥室にいれて、最初はよかったがすぐ駄目になったとか。やはり自然なエージングしかないようです。
弦自体は、付け替えた最初の3日ほどは結構調弦が狂います。そして最初の2週間が最高で後は緩やかに落ちていきます。そして弦は張りなおす毎に劣化していき、何故か弦自体が硬くなっていきます。

楽器にもエージング…というか癖がつきます。悪いエージング例が「駒そばが鳴らなくなる」という事。

弓を駒寄りで弾くと、音圧のある締まった音(高ゲインにちょと似ている)になり、オケに埋もれにくくなるので優れたソリストは全員すべからく駒そばで楽器を鳴らす事が巧いです。ソロに必要な音、技術です。
ただ駒そばは、弓の速度や初速、重さ、正しい楽器の状態などが合っていないと簡単にかすれた音になるので技術が要ります。そしてかすれ音を避けて指板寄りで弾いていると、ますます駒そばがかすれるようになり段々楽器が鳴らなくなってきます。そういう時には5分位駒そばで強制的に「ガリガリ!」ロングトーンで弾くと楽器が目覚めます。これも一種の「強制エージング」!?

指板寄りは鳴らしやすくプレイヤーに心地良い音が得られやすいので、ついつい指板寄りばかりで弾く生徒が多いです。でもすぐ近くのプレイヤーに丁度よいという事は、客席には届かない…丁度よくないとも言えます。この矛盾を克服するのになかなか時間と経験が要ります。

オーケストラでの鳴らし方はまた全然違って人数が多いので、駒そばもありますが指板寄りで巧く鳴らす技術が要ります。中、弱音でも駒そばばかりで弾いていると音がセクションで混じらず「空気のヨメナイ人」になります(笑)。

またホールで練習、本番をした次の日、楽器が別物の様に良くなっている事がよくあります。毎日サントリー大ホールで練習できたら…凄い事になるかもしれません(笑)。
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by kennoy-mini | 2010-02-24 00:00 | 音楽雑感。 | Comments(0)  

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